【丸大扇屋 冬の「燻し」作業中】:やまがたへの旅/コミュニティ(一般)

やまがたへの旅/コミュニティ(一般)
【丸大扇屋 冬の「燻し」作業中】


冬季休館中の「丸大扇屋」では、今年も『燻(いぶし)』と呼ばれる
冬の間の恒例行事が行われています。
虫を駆除し建物を長持ちさせるために、囲炉裏に火を入れ
その煙で茅葺屋根を燻蒸する作業のことです。

囲炉裏には自在鉤(じざいかぎ)に水を張った鍋をかけて、
乾燥しすぎるのを防いでいます。

部屋の中は青白い煙が立ち込め、パチパチと薪の爆ぜる音が。
今年は虫と共にウイルスも駆除して欲しいなぁ・・・(;^ω^)


天井は吹き抜けるように作られており、屋根裏まで煙が
廻る仕組みに。

毎年冬の3カ月の間じっくりと燻され、黒光りするような
独特の色合いに染まった天井。木造建築を守る先人たちの
知恵に感心させられます。

▼写真では分かりづらいですが、煙が出ていく様子がうかがえます
  

▼この建物のもう一つのお楽しみは、こういう小物がさりげなく
置かれているところ(*´ω`*)




3月一杯続けられる「燻」作業。春までに昨年の穢れを
燻し出して、新しい年のお客様をお迎えする準備が整います。


【この記事は、ながいファン倶楽部のブログです】
☆毎月1日・15日にファン倶楽部会員様へメールマガジンを配信♪
▼前の記事・お申込はこちらから!


2021.03.09:Copyright (C) ながいファン倶楽部ブログ ver.5
この記事へのコメントはこちら
題名


本文


作成者


URL


画像

編集用パスワード (半角英数字4文字)


 ※投稿後すぐに反映されます。
ゲストさんようこそ
ID
PW

 合計 13人
記事数
 公開 2,014件
 限定公開 0件
 合計 2,014件
アクセス数
 今日 241件
 昨日 391件
 合計 2,010,922件
powered by samidare
system:samidare community