ふるさと納税のダブルスタンダードと国保税のトリプルスタンダード〜物価高と税金地獄の中で!!??:はなめいと|岩手県花巻市のコミュニティ
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ふるさと納税のダブルスタンダードと国保税のトリプルスタンダード〜物価高と税金地獄の中で!!??
2024.10.21:Copyright (C) ヒカリノミチ通信|増子義久
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花巻市は国民健康保険税(国保税)の税率を引き上げる方針を固め、市議会12月定例会に提案することになった。21日開催の議員説明会よると、平成30年度に税率を引き下げて以来据え置きが続いていたが、このまま税率を据え置いた場合、令和11年度までに約16億2千万円の財源不足に陥る見込みだという。この不足分を補てんするため、一般会計から約4億4千万円を繰り入れする補正予算案も審議に付す。これにより、一人当たりの改正税額は令和7年度には77、300円となり、令和6年度比で4、900円の増加になるとしている。
一方、花巻市市民参画条例(令和5年12月7日制定)はこの種の「市税の賦課徴収その他金銭の徴収に関する事」に関しては「市民参画を行わないことができるものとします」(第5条第2項)と定めている。しかし他方で「市民生活に重大な影響を及ぼす制度の導入、変更又は廃止」(同条第1項)に関わる案件については「市民参画」を義務付けている。国保税は市民生活に直結する税負担であることは明らか。議会側の対応が注目される
こんな中、上田(東一)市政はふるさと納税の返礼品について、ダブルスタンダード(二枚舌)の手法を駆使して寄付金獲得に余念がない(8月17日付当ブログ「これって、“官製”詐欺ではないのか」など参照)。今回の一方的な国保引き上げについては「これって、二枚どころかトリプルスタンダード(三枚舌)ではないのか」という悲鳴にも似た声が納税者の間から出ている。国民皆保険の対象である国保税の引き上げは生活基盤そのものを直撃する税負担である。年間90億円(令和5年度)を超える巨額なふるさと納税の一部でもその救済に当てるつもりはないのだろうか(市HP上に公開中の「令和5年度決算」を参照)
折しも、税金をかすめ取った「裏金」問題が大きな争点になっている国政選挙の真っ只中…27日の投開票日にはオメオメ、選択を誤らないように。
(写真は国保税の引き上げに抗議するイラスト=インターネット上に公開の写真から)