えっ、なぜ!!…花巻市民の死亡数が急増〜忍び寄る“不気味な死”??:はなめいと|岩手県花巻市のコミュニティ
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「出生数が457人だったのに対し、死亡数は1、611人に上った」―。24日開会した花巻市議会3月定例会の施政方針演述の中で、上田東一市長は令和4年一年間の人口動態の数値を明らかにした。最近、私の周辺でも原因不明の“突然死”が相次ぎ、新聞の慶弔欄でも当市の死亡数が増えつつあるのではないかと懸念していただけにこの数値に正直、びっくりした。念のため、市の統計資料を調べてみると、この死亡数は記録が公開されている昭和50(1975)年以降、最多であることが分かった。
当市の「人口動態の推移」によれば、前年令和3年の死亡数は1、440人で一気に171人の増になっている。少子高齢化の波の中で、それまで出生数が死亡数を上回っていた人口動態は平成12(2000)年に逆転。その後は出生数の減少に反比例するように死亡数が急増し続けている。とくに令和2(2020)年のコロナ禍をきっかけにその傾向は顕著になり、国全体の「超過死亡」(予測死を超える死亡)は年間10万人を超えたというデ−タもある。コロナ禍との因果関係は明らかだが、一方でワクチン接種による体調悪化や死因との関係に不安を抱く声も出始めている。
「感染対策として予防効果が疑わしいmRNAワクチン接種の政策評価を求めることについて」―。今定例会には表題の陳情も提出されており、「市民を対象としたワクチン接種後の、接種との因果関係を否定できない全ての体調増悪の調査及び公表」―などの審査を求めている。この日の演述で上田市長は今後も国の指導を受けながら、ワクチン接種を進めることを明言した。この方針に異議を唱えるものではないが、ちなみに死亡数が千人台を超えた5年ごとの推移は―1,023人(平成12年)、1,157人(平成17年)、1,245人(平成22年)、1,278人(平成27年)、1,405人(令和2年)…
「当市に特異な要因はなかったのか」―。市民の健康を守る立場にある行政として、この死亡数の急上昇について、きちんとした分析を求めたい。なお、議会初日のこの日はウクライナ戦争の勃発から丸1年。足元では市民を二分する「イ−ハト−ブ」“図書館戦争”がますます、激化しそうな雲行きである。内外ともに目を離すことはできない。
(写真は新年度に当たっての施政方針を述べる上田市長=2月24日午前、花巻市議会議場で=インタ−ネット議会中継の画面から)
《追記》〜素直な印象
「最近、家族を亡くした市民」を名乗る方から「素直な印象」というこんなコメントが届いた。「市HPにある市長演述を読みましたが、この方にとっては昨年亡くなられた1,611名の方々は社会増65名を主張するための数字に過ぎないと感じました。無感情で無機質な市政です。恐ろしいです」