上田市長が“パワハラ”疑惑を一部肯定!!??共産党議員の質問に:はなめいと|岩手県花巻市のコミュニティ
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上田市長が“パワハラ”疑惑を一部肯定!!??共産党議員の質問に
2021.12.08:Copyright (C) ヒカリノミチ通信|増子義久
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「(パワ−ハラスメントは)基本的には受け手の感じ方だと思うが、そう感じられた職員がおるのだとすれば申し訳なく思う。たしかに職員に対し、きつい言葉を吐いたこともある。率直に反省したい」―。8日開催の花巻市議会一般質問で、上田東一市長は櫻井肇議員(共産党花巻市議団)の質問に対し、とかくのうわさがあった自らの“パワハラ”疑惑に関連し、消極的ながらその一部を認める答弁をした。私自身も市議在職中に何度かこの問題を取り上げたが「パワハラ」に直接、言及したのは今回が初めて。
桜井議員は「この種の問題は本来、労使間の問題だと思うが、市民の間でもこの疑惑が取りざたされるようになった、質問自体をためらう気持ちもあったが、看過できない関心事となっている。正直な気持ちを聞かせてほしい」と切り出し、一枚の紙を読みながら、こう続けた。「これは職員の方からの訴えだと思うが、市長の職員への理不尽で度を越した叱責で、有能な職員の早期退職や病気休暇(休職)が相次いでいる。何か心当たりはないか」と問いただした。「叱責」を詫びただけの答弁に櫻井議員は「(パワハラは)認めるのか」と食い下がった。冒頭の“消極肯定”発言はそれを受けての答弁で、櫻井議員は「反省したと受け止めた」と釘を刺した。しかし、本人の口から「パワハラ自覚」の発言はなく、相変わらず、強気の姿勢は崩さなかった。
この日は真珠湾攻撃からの「開戦80年」―。前の質問者の答弁の中で、上田市長は農業問題にからめて、「国際協調こそが大切。これがこの日の教訓だと思う」と語った。思わず、のけぞった。まさか、”パワハラ”疑惑のこの人の口から!!!???この件をめぐっては、「花巻市職員の精神疾患による病気休暇(休職)数の増加の事実調査を求める」―陳情書が出されており、10日午前10時から開かれる市議会総務常任委員会で、陳情者による参考人陳述が行われる。
(写真は“パワハラ”疑惑を追及する櫻井議員=12月8日午前、花巻市議会議場で。インタ−ネット中継の画像から)