“パワハラ”首長の雲泥の差…明石市長、知事選擁立へ。片や!?:はなめいと|岩手県花巻市のコミュニティ
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次の兵庫県知事選(7月18日投開票)の候補者として、立憲民主党と国民民主党所属の元国会議員や県議らが、同県明石市の泉房穂市長(57)の擁立を検討していることが4日、分かった。泉氏を推す議員らは近く泉氏に立候補を要請する方針。同知事選には元副知事の金沢和夫氏(64)と元大阪府財政課長の斎藤元彦氏(43)が無所属で立候補する意向を表明。県議会最大会派の自民党県議団は金沢氏の擁立をめぐって分裂し、斎藤氏を推す一部議員が新会派を設立、保守分裂選挙となることが確実となっている。また、日本維新の会は斎藤氏を推薦する方針を示している。
一方、立民県連副代表で元衆院議員の井坂信彦氏は取材に対し、泉氏について「新型コロナウイルス対応や福祉分野で独自の政策を実行してきたリ−ダ−。今は決断力と実行力のある知事が必要だ」と話した。泉氏は明石市出身。弁護士、旧民主党の衆院議員を経て、平成23年の統一地方選で市長に初当選。市幹部に暴言を浴びせたとして31年2月に辞職、出直し選で当選した。知事選には元加西市長の中川暢三氏(65)も立候補を表明している。
※
こんな記事(4月4日付「産経新聞」)に目を奪われた。懐かしい名前である。実はこの人、“パワハラ”市長として名をはせたものの、その後に懺悔(ざんげ)を繰り返して、出直し選挙で返り咲いたという兵(つわもの)である。1年前の当ブログ「他山の石、以て攻めむべし―明石市長の『パワハラ』始末記」(2020年3月18日付)をじっくり、読み直していただきたい。同じ日本の最高学府(世間では東京大学と呼ぶらしい)を極めた人物にして、これだけの雲泥の差である。わがイ−ハート−ブの上田東一”パワハラ”市長”(3月3日付当ブログ参照)に至ってはこんな待望論もついぞ、聞こえてこない。それどころか、現市政に失望して、40代半ばで退職を余儀なくされた職員の、「まだ、前の市長の方がましだった」という“恨み節”をフェイスブックで見つけた。
当時の泉市長のこんな真摯な姿勢が印象に残っている。「明石市政の混乱を招いた責任は私にあり、本当に深く反省している。職員としっかり信頼関係を築き、明石のまちづくりをしっかりやっていきたい…。自分自身の欠点は、苦手分野を後回しにすることと感情のコントロ−ルの2つ。苦手分野は、これから職員から学び取り組んでいきたい。感情のコントロ−ルについては、この1ヶ月以上日記を付けたり、専門講座を受け続けて、55歳にして改めて自分自身の至らなさを知った。その点についてもしっかりと改めていきたい」(当時の新聞報道などから)―
さ〜て、残り任期が1年を切ったあなたは一体、どうするつもりなの!?
(写真は涙ながらに自分の至らなさを謝罪する当時の泉市長=インタ−ネット上に公開の写真から)