特別展の見どころ3:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
置賜文化フォーラム |
特別展の見どころ3
2021.11.20:Copyright (C) 南陽市 | 夕鶴の里
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展示資料に「梅月堂包装紙」があります。
梅月堂は昭和11年に竣工した山形市中心街にあった3階建てのお店で、建物は現在も残っています。
梅月堂は1階は菓子売り場と喫茶室、2階は食堂、3階はパーティーホールでした。2階の食堂で食事するのが山形市民の憧れだったようです。
昭和13年、詩人の立原道造は山形を訪れ、梅月堂2階の食堂で食事をしてその様子を記録しています。
「梅月堂といふ明治製菓のやうなところで。窓に山が見えてゐる。その山にかこまれて、町がある。放送局の鉄塔が雨のなかにぼんやりと浮かんでゐる」
展示資料はモダンなデザインで山形市民の憧れを感じさせられます。