【次回展示予告】開館20周年記念企画展「上杉家伝来能面・能装束〜語りはじめた面袋〜」:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
置賜文化フォーラム |
【次回展示予告】開館20周年記念企画展「上杉家伝来能面・能装束〜語りはじめた面袋〜」
2021.09.21:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
|
ゲストさんようこそ
合計 63人
■記事数
公開 2,397件
限定公開 0件 合計 2,397件 ■アクセス数
今日 1,654件
昨日 3,144件 合計 11,369,845件 |
10月16日(土)よりはじまる企画展のお知らせです。
開館20周年記念企画展「上杉家伝来能面・能装束〜語りはじめた面袋〜」
江戸時代、米沢藩上杉家は、幕府の式楽となった能楽に取り組み、二代定勝、三代網勝、四代綱憲、八代重定の愛好ぶりが目立ちます。一時は蔵二棟に保管するほどのコレクションであった上杉家の能面や能装束などの能道具は、明治時代に入り、散逸してしまいます。
かつてのコレクションを偲ばせる昭和4年撮影の古写真の存在は以前から知られていましたが、非常に精密な「写し」が大量に作られることが常であった能面だけを主体とする見方では、写真と実物を照合し上杉家伝来品であると同定することは困難でした。
しかし、この古写真に能面とともに写っている『面袋』には、その染織の特徴や他の大名家コレクションの比較などから、面の旧蔵者をたどる上で非常に重要な情報が蓄えられていることが近年指摘されています。上杉家伝来『面袋』には一定の特色がみられることから『能面』と『面袋』の相関関係が明らかになってきました。
本展では、これらの情報から上杉家伝来であることが新たに確認された能面と、明治期から昭和22年にかけて東京国立博物館に収蔵された上杉家伝来能面・能装束を里帰り展示し、上杉家能楽資料の現在と上杉家における能楽の歴史や能道具管理などについて紹介します。
【期間】10月16日(土)〜12月8日(水)
※11月24日(水)作品保存のため一部展示替
【休館日】10月27日(水)、11月24日(水)、12月6日(月)
【開館時間】9:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)
【入館料】一般700円(560円)/高大生450円(360円)/小中生300円(240円)
※( )は20名以上の団体料金
※常設展とのセット券のみ販売
♦入館料無料の日
11月3日(水・祝) 東北文化の日参加事業 どなたでも入館無料!
【ギャラリートーク】展示解説 ※事前申込制 9月22日(水)9:00から受付開始
日 時 : 10月16日(土) 17:15〜
場 所 : 米沢市上杉博物館 企画展示室
定 員 : 20名
担当学芸員 : 花田美穂
※企画展の入館料が必要です。
【講演会】 ※事前申込制 9月22日(水)9:00から受付開始
「面袋はかく語りき〜近世大名家の能道具〜」
日 時:10月31日(日) 14:00〜16:00
会 場:伝国の杜 2階大会議室
定 員:80名
参加費:無料
講 師:国立劇場調査養成部調査資料課調査係長 門脇幸恵氏
※ギャラリートーク、講演会のお申込み
TEL 0238-26-8001
展覧会の詳細は当館ホームページをご覧ください。
皆様のご来館を心よりお待ちしております!
【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001