上杉文華館展示替え:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
置賜文化フォーラム |
上杉文華館展示替え
2011.05.26:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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展示替えを行い、本日5月26日より「特権の見返り 太刀・馬・鳥目」をテーマに展示を展開しております。
●戦国時代に使われていたお金『銅銭』●
鍵の根付に通された銅銭。江戸幕府が鋳造した「寛永通宝」八枚と、戦国期に国内で流通していたとみられる銭九枚からなります。銅銭を色合いから青銅、中心に穴が開けられた家たちが鳥の目に似ていることから鳥目、鵞眼などと呼んでいます。
日本では七世紀の富本銭以来、天徳二(958)年の乾元大宝に至るまで銅銭が鋳造されて流通しましたが、その後は流通のための銅銭鋳造は江戸時代の寛永十三(1636)年、寛永通宝が発行されるまで確認できません。この間、中国から銅銭が輸入されて国内で広く流通しました。唐や宋、明の数多くの種類の銅銭が確認されています。
ここにはその代表的な銅銭がみえます。明の時代に鋳造された永楽通宝、洪武通宝、宋代である元豊元年に鋳造された元豊通宝、古くは武徳四年に唐が発行した「開元通宝」などです。これらは発掘などによって出土する銭貨の中でも比率が高く、広く流通したとみられています。(展示解説より)
『特権の見返り 太刀・馬・鳥目』は6月21日(火)までとなります
コレクショントークは5月28日(土)です☆
ぜひ聴きにいらしてください!お待ちしております♪
■観覧料(常展と一体型):一般600(480)円・高大生400(320)円・小中生250(200)円
( )内20名以上の団体料金
お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001