火渡りの儀式【米沢市】笹野観音:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
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置賜文化フォーラムの編集員「うさぎ妃」です。
毎日雪が続き、忍耐を学ぶ雪国暮らしです。
吹雪になると、どうしても外に出るのがおっくうとなって・・・。
しかし、今回はそんなことは言ってられない、一年に一度の厄払い、火渡りの儀式が米沢市の笹野観音で行われるのです。
是非に取材に行かなくては、うさぎ妃奮起して雪の中出かけました。
笹野観音は米沢市の南にあり、山沿いのため町中よりもっと雪深くなります。
それでも今日の笹野は、雪などなんのその、多くの人出です。
火渡りの儀式を見るのは、初めてのうさぎ妃は何がなんだかわからない状態で、
多くの人の後についてゆくと、笹野観音の境内で早速に儀式が始まるところでした。すでに多くの人がいて、写真を撮る場所の確保ができない状態でした。
それでも、うさぎ妃は取材に来たのだから、何としても写真記録を撮らなければと、なんとか場所を確保し、背伸びしながらの撮影です。
以下写真で火渡りの儀式をご紹介します。
ある程度燃えてしまった後の木々ですが、
火は残っており、木は赤く熱い状態です。
その上を素足で渡るのです。
熱くないのかと、観ている方が心配になります。
「笹野花」については、置賜の宝「置賜の木工芸」でも紹介しています。
置賜には、歴史上受け継がれて長年続いている伝統行事が多くあります。
この火渡りの儀式もその一つです。
長年続いているには意味があるのだと思います。
全ての儀式に共通していることは、人々の幸せを願っていることです。
災いがなく、無病息災で幸せに暮らしたい思いは歴史を越えて、だれもが願うことです。
今後も伝統行事が守られ、人々の幸せがずっと続くようにと、
うさぎ妃も心から祈ります。