安久津八幡神社【高畠町】流鏑馬:置賜の宝発掘プロジェクト(仮称)
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置賜文化フォーラムの編集員「うさぎ妃」です。
2012年9月16日午前11時より
安久津八幡神社境内にて
流鏑馬の儀式
流鏑馬とは、疾走する馬上から的に矢を射る儀式。
起源については『日本書紀』にあるらしく、1400年まえからの神事だそうです。
すごく古い伝統行事なのですね。
詳しく調べると、これだけで論文となりそうなので、うさぎ妃は取材だけにとどめます。
同神社の流鏑馬は戦後途絶えていたそうでが、高畠町青年会議所が20年ほど前に復活させ、
例大祭に合せて行っているということでした。
流鏑馬の前に、本堂前のやぐらにて舞が奉納されました。
古い和歌が歌われ、舞が奉納されるのですが、
茅葺の屋根に緑の苔が生えている古い木のやぐらでの伝統の舞は、見る人をタイムワープさせ、昔へと誘います。
舞が奉納された後に流鏑馬の儀式です。
馬の乗り手は地元の方2人で、馬はこだわりがあるようで道産子を遠くから連れてきているそうです。
馬も乗り手もタイミングが合わなければ上手くいきません。
皆が注目しているので、馬も乗り手も緊張気味で、最初はうまく矢を射られないことが何回か続きます。
しかしやはり練習されているだけあって、途中から的に矢が当たり出します。
皆からの歓声がますます乗り手と馬の気分を盛り上げ、百発百中素晴らしい流鏑馬の儀式でした。
うさぎ妃は置賜に長く住んでいましたが、流鏑馬の伝統行事を見ることは初めてでした。
日本古来の伝統を守る人々の努力によりこうして私たちは、すばらしい儀式を見ることができます。
置賜の文化を守って下さっているお一人おひとりに感謝です。
置賜は新発見がいっぱい。
この仕事をさせてもらっているうさぎ妃は幸せです。