ピックアップ情報 第2弾 :やまぎん住宅応援くらぶ
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太陽光や風力など自然の力を源とする再生可能エネルギーに対する注目はますます高まっており、特に一般家庭では効率の良い太陽光発電設備の導入が最も伸びています。太陽光発電は、発電時に地球温暖化の原因となるCO2を発生しない(エコ)、余った電気は電力会社に売ることができる(売電)などのメリットがあげられますが、即導入を検討する前に、どんなことが必要なのか、注意点なども含めたアドバイスを山形パナソニック株式会社様にお聞きしました。
「住宅用太陽光発電導入支援復興対策事業」としての国の補助金制度は平成25年度で終了したものの、山形県や各市町村の独自の補助金制度があるので、全体的には影響は少ないようです。 例えば、酒田市にお住まいの方は、山形県の「再生可能エネルギー設備導入事業費補助金」として、1kW当たり3万円(10kW未満上限)と、酒田市の住宅用太陽光発電システム普及事業補助金1kW当り3万円(上限12万円)の補助金が交付されます。
また、太陽光発電設備導入事業等の補助金は使わない場合でも、山形県や各市町村などで住宅リフォーム総合支援事業として、住宅リフォーム工事に要する費用の10%(ただし20万円を上限)などの補助金が交付されるものもありますので、比較して利用を検討してみましょう。 ただし、補助制度や融資制度の中には、重複利用できない制度や、そもそも制度がない市町村などもありますので、申請の際には十分にご確認ください。
太陽光発電設備を導入したお客さまの多くは、モニターをみながら売電と節電を楽しんでいらっしゃいます。省エネとしての電気代を削減するという節電意識が高まり、「暮らしのあり方」を変えられることが一番のメリットですね。
また、副産物といえるのかもしれませんが、屋根が2重構造になるため、特に2階の部屋の冷暖房効率が高くなるというメリットも出ているようです。
屋根の形状においては、パネル枚数の制限などはありますが、設置自体の問題はありません。ただし、太陽光パネル本体は重量物であるため、屋根への負荷や雨漏りを防ぐため屋根の構造を事前に調査をする必要があります。
太陽光発電設備はメンテナンスフリーではありませんので、最低でも3年に1回程度の点検は必要と考えます。そのため、設置の際の業者様選びも大切ですが、長く安心してお付き合いできる業者様を選ぶことがより重要ですね。
山形は雪国ということで、雪の影響を心配されている方も多いようですが、発電については、1、2月は発電しないとみても、その他の月は十分に発電するので、他県と比べて発電量が特別少ないということはありません。
2010年は1kW当たりの売電価格は48円でしたが、2014年は37円となり、売電の価格は年々下がっています。しかし、家庭内の電気代については、2013年に東北電力が8.94%の値上げを行っており、標準家庭の電気料は月451円も上がる試算になります。今後のことも踏まえると、家庭内のエネルギーの見直しをするには非常にいい機会ではないかと考えています。
また、エネルギーの蓄電需要も高まっており、蓄電池本体の価格が下がると思われます。太陽光発電設備と蓄電池が備わることで、停電に強い創蓄連携が行われ、電気を自給自足している家庭も増えているようです。
電気代は生きていく限り支払いが続く「生涯ローン」といわれています。この「生涯ローン」を減らすのも無くすのも家庭内での節電の取組み次第ではないでしょうか。
山形パナソニック株式会社 コンシューマ事業部
山形市平清水1−1−72
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本文に記載の情報は平成26年4月時点のものとなります。
補助金制度や売電価格など、くわしくは専門機関にお問い合わせください。