「徒然草図屏風」展示のお知らせ:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
「徒然草図屏風」展示のお知らせ

4月16日(土)〜5月15日(日)までの期間で、新しく山形県指定文化財に指定されました、

当館所蔵の「紙本著色徒然草図 六曲屏風」(しほんちゃくしょくつれづれぐさず ろっきょくびょうぶ)

お披露目展示いたします!

徒然草図屏風-左隻

徒然草図屏風-右隻

 

「徒然草図屏風」は、右隻と左隻が対になった一双屏風で、江戸時代前期の作とされます。

「徒然草」の全244段から28説話を選び、一話一図の間を金雲で埋めている本屏風の場面は、吉田兼好作の『徒然草』から採っています。

作者は不詳ですが、狩野派を学んだ絵師と考えられます。

 

「徒然草」を題材にした絵画作品は少ない上、屏風に描かれたものは非常に珍しく、最も古い作例の一つで、わが国の文化史上、貴重な資料です。丁寧に描かれた画面は親しみやすく、面白いものになっています。

ぜひご来館いただき、新山形県指定文化財「徒然草図屏風」をご覧ください!

 

※常設展示室・上杉文華館にて展示致します。

 

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 TEL 0238-26-8001


2016.04.14:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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