「奇跡の歌姫 渡辺はま子」米沢公演まで残りわずかとなりました。:山形の歴史・伝統
山形の歴史・伝統 |
「奇跡の歌姫 渡辺はま子」米沢公演まで残りわずかとなりました。
2015.06.17:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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現在、置賜文化ホールでは6月27日(土)開催の演劇公演、「奇跡の歌姫 渡辺はま子」米沢公演にむけて、着々と準備を進めております。
おしょうしな観光大使として米沢とかかわりの深い女優、五大路子さんをお招きして、戦中戦後活躍された歌手、渡辺はま子が体験した実話をもとにした演劇を披露します。
終戦を迎えた1945年。日本が占領していたフィリピンには、終戦を迎えた戦犯108人がモンテンルパの刑務所に捕虜として収容されていました。彼らは死刑を宣告され明日をも知れぬ日々を過ごしていました。その中でできた歌が「あゝモンテンルパの夜は更けて」です。
この歌は日本でレコード化され、大ヒットとなりました。レコードに歌を吹き込んだ歌手、渡辺はま子は戦中に日本軍への慰問を行っていたために、自分も「歌う戦犯」としての自責の念を持っていました。この歌に出会ったはま子はフィリピンの捕虜たちを救いたいと行動をおこします。
しかし、当時フィリピンとの国境はなく、フィリピンの大統領は日本兵に家族を殺されており日本を恨んでいました。果たして、はま子はフィリピンの捕虜たちを救うことができるのでしょうか。この行動がおこした奇跡とは…
今年は戦後70年の節目となる年です。この実話に基づいた演劇を通して、戦争と平和について考えるきっかけができたら幸いです。
まだお席はございます。お問合せは置賜文化ホールまで(26-2666)。お待ちしています。
「奇跡の歌姫 渡辺はま子」米沢公演
昼公演 13:30開演 夜公演 18:30開演
全席自由 前売3,000円 (当日3,500円)