特別展のごあんない#2:山形の歴史・伝統
山形の歴史・伝統
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特別展のごあんない#2
特別展に多数のご来館をいただきありがとうございます。
10月14日(月・祝)までポスターに使われている「白河の関」と「塩竈・松島の景」の場面を公開中です。東北地方が登場するのはその二つの場面だけです。お見逃し無く!!
特別展のポスターのデザインに最上家の重要なアイコンが隠されています。みなさんお気づきになりましたか!?
いよいよ10月16日(水)から後期の展示です。
後期の展示も見所満載です!!
後期は巻第三、巻第四、巻第八、巻第九、巻第十の展示です。
後期の各巻展示の日程をお知らせします。
10月16日(水)-10月20日(日)
巻第三 第三段、第四段、奥書
巻第四 第一段、第二段、第三段
巻第八 第一段
巻第九 第一段
巻第十 第一段
10月22日(火)-10月27日(日)
巻第三 第三段、第四段、奥書 ※展示替えなし
巻第四 第一段、第二段、第三段 ※展示替えなし
巻第八 第二段、第三段
巻第九 第一段 ※展示替えなし
巻第十 第二段
10月29日(火)-11月4日(月・祝)
巻第三 第一段、第二段
巻第四 第四段、第五段、奥書
巻第八 第三段
巻第九 第二段、第三段、奥書
巻第十 第三段、奥書
11月6日(水)-11月10日(日)
巻第三 第一段、第二段 ※展示替えなし
巻第四 第四段、第五段、奥書 ※展示替えなし
巻第八 第四段、奥書
巻第九 第二段、第三段、奥書 ※展示替えなし
巻第十 第三段、奥書 ※展示替えなし
ギャラリートークのごあんない
○講 師
松尾剛次氏(山形大学教授/仏教史学者)
○日 時
10月20日(日)10時から
11月2日(土)14時から
後期展示巻の場面一覧
【巻第三】
第一段
尾張国甚目寺にて、毘沙門天(多聞天)が現れ、霊験を示す。甚目寺から施行を受ける時衆。時衆、大衆に飲食を施す。
第二段
江州の関寺で叡山の僧、宴聡と談論する一遍。
第三段
上京し四条大橋を渡り念仏札を配る一遍。四条京極の釈迦堂に入り、集まった人々に説法をする。
第四段
市屋道場をつくり念仏札を配り数日を送る。因幡堂に参詣、しばらく逗留する。念仏札を求め多くの人が集まる。
【巻第四】
第一段
弘安九年(1286)摂津国四天王寺に参詣する。金堂の舎利が壼中に留まるという不思議なことが起こり、一遍が七日祈請して壺中から出した。
第二段
正応元年(1288)十二月予州三島社に参詣する。別宮に移るとき、海鹿(いるか)が多数舟の周囲にあらわれ跳ね踊った。
第三段
正応二年(1289)正月三島社の神官社僧らに、一遍を召請せよと夢のお告げがある。神官ら今針の津へ一遍らを迎えに行く。
第四段
正応二年(1289)五月阿波の大鳥里河辺で体調を崩し(発病し)休息を取る一遍。七月、兵庫より迎えの舟が来る。
第五段
正応二年(1289)八月二十二日西宮の神主が一遍に最後の見参に来る。
同年八月二十三日
阿弥陀経をとなえながら臨終する一遍。時衆並びに結縁衆ら六人が入水する。
【巻第八】
第一段
甲斐国小笠原で日蓮衆徒が道場に乱入して念仏を誹謗する。ときはの某、日蓮衆徒と一触即発となるが、他阿、両者をしずめて争いを回避させる。
第二段
板垣入道、甲斐国より御坂を越え、相州に入る他阿一行を河口まで送る。板垣入道、宿所に帰り、持仏堂の他阿の真影に涙をながし、十一日を経て往生する。
第三段
浄阿、光明に照らされて往生する。浄阿を荼毘にふす。その骨は五色にして仏舎利のように見えた。
第四段
正安三年(1301)他阿、敦賀気比大神宮の参道を造る。神官社僧から遊女に至るまで身分の区別なく作業に従事する。
【巻第九】
第一段
正安三年(1301)十月伊勢大神宮へ参詣。外宮にて他阿の手から金色の光が放たれる。内宮神域内を流れる御裳濯川にて身を清める。二鳥居にて十念を唱える。道のかたわらで一時念仏を踊る。
第二段
正安四年(1302)春敦賀に逗留する他阿のもとへ江州小野社の神主実信より召請の書状が届く。竹生島。現地の人ら、時衆の参詣を喜び岩飛びを披露する。
第三段
小野社に参詣する。近江国小蔵律師、往生について教えを請う。
【巻第十】
第一段
正安四年(1302)八月十五日摂津国兵庫島につく。一遍の御影堂に参詣し、十七日より七日の別時念仏を観音堂にて始行、一遍の十三回忌を執り行う。
第二段
乾元元年(1302)秋武州浅提に逗留の折、江州小野社神主実信より御正体一面が送り届けられる。
第三段
嘉元元年(1303)十二月相州当麻にて歳末の別時念仏を行う。
2013.10.12:Copyright (C)
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10月14日(月・祝)までポスターに使われている「白河の関」と「塩竈・松島の景」の場面を公開中です。東北地方が登場するのはその二つの場面だけです。お見逃し無く!!
特別展のポスターのデザインに最上家の重要なアイコンが隠されています。みなさんお気づきになりましたか!?
いよいよ10月16日(水)から後期の展示です。
後期の展示も見所満載です!!
後期は巻第三、巻第四、巻第八、巻第九、巻第十の展示です。
後期の各巻展示の日程をお知らせします。
10月16日(水)-10月20日(日)
巻第三 第三段、第四段、奥書
巻第四 第一段、第二段、第三段
巻第八 第一段
巻第九 第一段
巻第十 第一段
10月22日(火)-10月27日(日)
巻第三 第三段、第四段、奥書 ※展示替えなし
巻第四 第一段、第二段、第三段 ※展示替えなし
巻第八 第二段、第三段
巻第九 第一段 ※展示替えなし
巻第十 第二段
10月29日(火)-11月4日(月・祝)
巻第三 第一段、第二段
巻第四 第四段、第五段、奥書
巻第八 第三段
巻第九 第二段、第三段、奥書
巻第十 第三段、奥書
11月6日(水)-11月10日(日)
巻第三 第一段、第二段 ※展示替えなし
巻第四 第四段、第五段、奥書 ※展示替えなし
巻第八 第四段、奥書
巻第九 第二段、第三段、奥書 ※展示替えなし
巻第十 第三段、奥書 ※展示替えなし
ギャラリートークのごあんない
○講 師
松尾剛次氏(山形大学教授/仏教史学者)
○日 時
10月20日(日)10時から
11月2日(土)14時から
後期展示巻の場面一覧
【巻第三】
第一段
尾張国甚目寺にて、毘沙門天(多聞天)が現れ、霊験を示す。甚目寺から施行を受ける時衆。時衆、大衆に飲食を施す。
第二段
江州の関寺で叡山の僧、宴聡と談論する一遍。
第三段
上京し四条大橋を渡り念仏札を配る一遍。四条京極の釈迦堂に入り、集まった人々に説法をする。
第四段
市屋道場をつくり念仏札を配り数日を送る。因幡堂に参詣、しばらく逗留する。念仏札を求め多くの人が集まる。
【巻第四】
第一段
弘安九年(1286)摂津国四天王寺に参詣する。金堂の舎利が壼中に留まるという不思議なことが起こり、一遍が七日祈請して壺中から出した。
第二段
正応元年(1288)十二月予州三島社に参詣する。別宮に移るとき、海鹿(いるか)が多数舟の周囲にあらわれ跳ね踊った。
第三段
正応二年(1289)正月三島社の神官社僧らに、一遍を召請せよと夢のお告げがある。神官ら今針の津へ一遍らを迎えに行く。
第四段
正応二年(1289)五月阿波の大鳥里河辺で体調を崩し(発病し)休息を取る一遍。七月、兵庫より迎えの舟が来る。
第五段
正応二年(1289)八月二十二日西宮の神主が一遍に最後の見参に来る。
同年八月二十三日
阿弥陀経をとなえながら臨終する一遍。時衆並びに結縁衆ら六人が入水する。
【巻第八】
第一段
甲斐国小笠原で日蓮衆徒が道場に乱入して念仏を誹謗する。ときはの某、日蓮衆徒と一触即発となるが、他阿、両者をしずめて争いを回避させる。
第二段
板垣入道、甲斐国より御坂を越え、相州に入る他阿一行を河口まで送る。板垣入道、宿所に帰り、持仏堂の他阿の真影に涙をながし、十一日を経て往生する。
第三段
浄阿、光明に照らされて往生する。浄阿を荼毘にふす。その骨は五色にして仏舎利のように見えた。
第四段
正安三年(1301)他阿、敦賀気比大神宮の参道を造る。神官社僧から遊女に至るまで身分の区別なく作業に従事する。
【巻第九】
第一段
正安三年(1301)十月伊勢大神宮へ参詣。外宮にて他阿の手から金色の光が放たれる。内宮神域内を流れる御裳濯川にて身を清める。二鳥居にて十念を唱える。道のかたわらで一時念仏を踊る。
第二段
正安四年(1302)春敦賀に逗留する他阿のもとへ江州小野社の神主実信より召請の書状が届く。竹生島。現地の人ら、時衆の参詣を喜び岩飛びを披露する。
第三段
小野社に参詣する。近江国小蔵律師、往生について教えを請う。
【巻第十】
第一段
正安四年(1302)八月十五日摂津国兵庫島につく。一遍の御影堂に参詣し、十七日より七日の別時念仏を観音堂にて始行、一遍の十三回忌を執り行う。
第二段
乾元元年(1302)秋武州浅提に逗留の折、江州小野社神主実信より御正体一面が送り届けられる。
第三段
嘉元元年(1303)十二月相州当麻にて歳末の別時念仏を行う。