山響ユアタウンコンサート終了しました゚*。:゚+:山形の歴史・伝統
山形の歴史・伝統 |
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会場は、おかげ様でたくさんのお客様でうめつくされました^^。
まずは開演前、ホワイエにて木管三重奏によるプレコンサート。
東日本大震災復興の募金を呼びかけようと、震災後、楽団員からの発案で始まったそうです。この日演奏されたのは、ジャン・フランセ作曲「ディヴェルティメント」。多くのお客様が、演奏家同士の丁々発止のやりとりを、目の前で楽しみました。募金にご協力して下さった皆様、ありがとうございました。
指揮者ピーター・ルバート氏のプレトークから、
いよいよ前半リスト「交響曲『ハムレット』」へ。
10分ほどの曲ですが、物語の持つ壮大で悲壮感が溢れる演奏に、会場全体が引き込まれました。
続いて、今回のソリスト金子三勇士(みゆじ)さんによるリスト「ピアノ協奏曲第2番」!
金子さんの指先の巧みな動きは、遠くからでも凄さがわかりました。全身全霊で鍵盤に向かい、弾けるように体がしなり、すっと力が抜けたと思うと、また全力で奏でる。ピアノ全体が、金子さんと共に鳴っている、響いているような印象でした。
若さと力強さがほとばしるようにその体から溢れ、その場にいた人全員が金子さんに夢中になった事でしょう。
演奏後、拍手はいつまでも鳴り止まず、金子さんは何回もステージに戻って無邪気な笑
顔を振りまいて下さいました。
アンコールは彼曰く“熱中症対策*^^*に少し落ち着いた”J.S.バッハ「フランス組曲」より『サラバンド』。
静かで優雅な響きはクールダウン効果絶大でした・・。
後半は、メンデルスゾーン「交響曲第4番『イタリア』」。
こちらは華やかで勢いと変化に富んだ、それは美しい曲でした。
ピーター・ルバート氏の指揮はクライマックスに達し、すらりとした体躯としなやかな動きは、とてもパワフルで美しかったです。(それにしても、終楽章の速いことと言ったら!)
公演後、金子さんのCD「Plays Liszt」の販売&サイン会が行われました。
(おそらく)このコンサートで彼のファンになった方も多かったのでは?
サイン会も大盛況。22歳の新星ピアニスト・金子さんの素朴な人柄もとても印象に残る一夜となりました。これからの活躍を、お祈りしています。
おこし下さった皆様、本当にありがとうございました。