えッ?米沢で、外資に森林売却ぅ〜!?:山形の歴史・伝統
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このところ、報道などで外資への森林売却に関しての問題が明らかにされ始めたばかりでもあるし、以前、当blogでも話題として出させていただいた経緯もあるが、本当に先行きが心配だ。
ポイントは、今の法律ではほぼ無制限な開発が可能であるという事だ。(要は穴なのだ。)
これでは、その土地固有の自然や環境破壊、資源流出の懸念は拭いきれない。
フランス等の例では、原野・森林等の売買に関しては基本的に自由だが、
その利用とか開発については法的な制限を設けているらしい。
この様な創意工夫によって、「自由な経済活動」と「固有の自然や環境の保全」を
バランスさせている・・・とのことだ。
日本の国内でも、改めて法改正を願う次第だが、もしも時間的に間に合わんかったら、
昨今の東や南アジア地域の経済復興の事や自由貿易協定などの諸問題はじめ、
国内(特に地方)では「ジャパンシンドローム」も顕著に現れ始めて来てる事でもあるし、
取り急ぎ、県レベルや市レベルで条令化すべき事案ではなかろうか?
既成事実と既得権がこのまま積み重ねられていけば、
未来永劫、取り返しのつかない事になるかも知れない・・・という岐路に
差し掛かっているのではなかろうか?
特に当地は、<大量の海水を、大量の真水に変えて蓄積している、世界でも非常に稀な、
天然自然の巨大プラント>という、かけがえのない揺り籠なのですから。
P.S.
<やまがた緑環境税>というものを議会で可決し、山形県民一人当たり年間1.000円也、
さらには、例外を除く県内の法人・団体については資本金額に応じた所定の額の税を収めている素晴らしい地域でもあるので、潜在・顕在はともかくも、県民の本来的な関心事項でもあるのではなかろうか?