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雨かよぉ〜;
お役所系などは昨日御用納めという、年の瀬そのものであるが、
私は所用というかオシゴトで大晦日ギリギリまで平常営業である。
朝から「雨かよぉ〜。」とつぶやいてしまった。
それも、雰囲気からして、長い冬が終わる3月中旬頃に降る様な、
「融雪と洪水、底なだれ注意報」が出そうな、暖かな大粒の雨なのだ。
ホント、「大丈夫?」と、お空に言いたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう言えば、そろそろ死語にでもありつつある「エミシ(蝦夷)」というコトバを
ちょっと調べていたら、その中の<夷>という漢字は、
<弓と人>に分解できるというハナシに出会った。
先日コメントを頂戴した鍋倉孝二郎さまの絵の中で、
「マタギの少年」が裸弓を持っている事に、見事に符合するのには、ちょっと感激。
ところで、「アイヌ」と「エミシ」の別なども、自分自身も含め、世の中・・・非常に曖昧である。
さらに、上野にある東京国立博物館などを見学してみると、
東北・北海道方面の事は、北海道のアイヌ文化若干と、
三内丸山遺跡の縄文文化系が若干紹介されている程度で、
その他は、ほぼ、欠落状態なのかなぁ???という感じを受けた。
おそらくは、明治以降の近代化の進展と並行したカタチで
そのまま現代に至るという事での現状なのだろうけど。。。
ちなみに、九州、奈良、京都、東京などの<要所>には
その筋の最大権威の「国立博物館」が必ずあるのだが、
「東北国立博物館」もしくは「東北・北海道博物館」というものは、
この日本には、存在しない。
ま、ハナシは「国立」という事を前提としているので、
民意として「そんなモン要らないから、無い。」んだろうけど・・・。
それとも、検討・論議すら全くなされてなかったりしてね。
(無責任ながら、経緯は全く知らないし、分からん;)
ま、良い。
地酒でもちょっとだけ飲んだりして、今年も正月を迎えるとするか。
2010.12.29:Copyright (C)
やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
地酒
長野の地酒は麹の匂いがきつくて、冷で頂くには悪酔いしそうだった。
上和田は、朝から暖かめの雪でした。
子供たちが、弓を持ち、夕餉のおかずを獲ってくる姿など想像すると涙が出そうなくらい素敵な風景に思える。
そんな業を教える人も、もういない。
文明は、昔に立ち戻ることが出来ない教えの中にあり、
右肩上がりの経済とともに、過去の知恵を捨てていく。
エネルギー源を失えば、生活は過去を踏襲するのか、新たなエネルギーを開発発明発見するしかないのだが。
一番安心な生活は、過去にある。
アイヌなど、そんな知恵と伝統をもつ民族を尊敬する。
俺も、日本の民として、日本の伝統を一つ二つ残せる人でありたいですね。
2010.12.29:kuma仙人 [
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カギのひとつくらいは。
日本の現法では、弓矢での狩猟は禁止されている。
でも、単なる幻想としての憧れなのかも知れないけど、
仮に許されるとすれば、一番スマートな方法のかも知れないなぁと。。。
私は、「経済は、発展すべし!」である。
しかし、世の中を治め、人民を救うことを意味する
古代中国の言葉「経世済民」という意味に於いてである。
だから、右肩上がりでも、右肩下がりであっても、
それは客観的と思われる貨幣量に換算した場合の時系列変化の軌跡であって、
本来の意味からすれば、簡単に言ってしまうと、
どっちだって良い事なのかも知れない・・・と思っているフシもある。
ま、今の「フツーのケーザイ」の事は、とても複雑だし、
立場立場で其々いろいろと事情もあるだろうから、なんとも言えない。
でも、次代を開くカギのひとつくらいは、おそらく・・・・、
<エンデの遺言:http://www.grsj.org/report/report/endenoyuigonsinario.html>に
秘められてるだろうと思っている。
そのカギを使って次代を開けば、もしかすると、
近代の大波に呑み込まれる(た?)地域固有の伝統、
それぞれ各家庭の生活文化などを再生したり、
継承したり、学び合ったり・・・という様な、
シアワセの輪(環:ワ)が広がるかも知れないナぁ。
ひとつの単なる「夢ものがたり」なのかも知れないけど、
その昔、大真面目に「やまがたアルカディア構想」などと言って
いろんなモン作るだけ作っておきながら、
後になってから、「アルカディア(桃源郷)」と<アルカイダ>は
語源的に繋がってるという事が分かってからは、
フケーキや予算不足もあるだろうけど、
いきなりトーンダウンしていったモノゴトよりも、
当地に於いては、もしかすると本質的かも知れないなぁ。。。
なーんて、ね。
P.S.
長野は「ワイン」でしょ。 地の利もPRも、けっこう上手(ウワテ)だ。
2010.12.29:shidareo [
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難しいけど・・・
まあ、俺的には、経済なんてもんはどっちでもよくて、東シナ海での大国のきな臭い報道の方がよっぽど心配かもしれないのだが、それもどうでもよくて、話題にして語り合うにはそれもいいのだけれど、本当はみんなが平穏にしあわせに暮らせてればそれが一番いいなと思うのです。
とうちゃ〜ん、かあちゃ〜ん、おかずの魚とか鳥とか肉、とってきたど〜なんていう、声変わりする前のチビ助の声をきいてみたいですなぁ〜。
ところで、長野のスーパーの酒屋で、お土産を物色していたら、
”まほろばの貴婦人”なるワインがしっかりと・・・
五一ワインやイヅツワインの横あたりに並んでいた。
なかなかやるじゃないかと関心したが、珍しいものを受け入れる県民性なのではと思うのです。ここは、そういった面で封建的な感が致します。新しいものや知らないものを口に運ばない気質というか・・・・が強いかも。
2010.12.30:kuma仙人 [
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第一義、ですよね。
>とうちゃ〜ん、かあちゃ〜ん、おかずの魚とか鳥とか肉、とってきたど〜なんていう、
>声変わりする前のチビ助の声をきいてみたいですなぁ〜。
↑↑↑・・・そんな”仕合わせ”を守って行き、環の様に伝えていく事が第一義で、
それを互いに支えて行く社会的な仕組みが経済だったハズですよね。
その第一義が、なんだか急にブレまくったあげく、
どんどん忘れ去られていくみたいな臭いが感じられますよね。
Kuma仙人さんトコは、そんな風潮の昨今の中にありながらも、
その”仕合わせ”を守り通すぞ、っていう覚悟と実践が
しっかり感じ取れるんで、とても良いんです。
(でも、いろいろ闘わなきゃならんだろうけどネ。)
ところで、
さすが「高畠ワイン」ですね。何処にでも顔を出しているし、
顔を出せるチカラがあるんだろうと思います。
人って、喰い物に関しては”基本保守的”なんだそうです。
特に、なんとか喰える場所では。
だから、豊かな田舎ほど、喰い物だけはなんとか喰えちまうんで、
結果として、自ずと保守的になるのかも知れないですよね。
仮に喰えん状況だったら、喰えそうなモンは何でも試して喰うしかないですから。
それを他者が見ると、好奇心があるとか、新しがり屋とか、
いろんな料理が出来るとか、知っている・・・なーんて見えたりするけど、
(それはそれで、尊敬や畏怖の念と共に、差別や攻撃の対象にもなるのが悲しい。)
(この関係は、村人(ムラビト)と狩人(カリウド)との関係にも似ているし。)
当人としては、ホントはけっこう悲しい性(サガ)なのかも・・・嗚呼。(笑;)
ちなみに、「見てくれ」というかファッション系はけっこう簡単に変えられるのだそうで、
明治以降、ほぼみんな、チョンマゲを切ったし、和服から洋服に変えちゃったし。
でも、最近かなり減ったとは言え、米食は、少なくとも弥生時代から
ずっと続いてるし、まだまだ続くよ。きっと。
2010.12.30:shidareo [
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ホント、「大丈夫?」と、お空に言いたい。
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そう言えば、そろそろ死語にでもありつつある「エミシ(蝦夷)」というコトバを
ちょっと調べていたら、その中の<夷>という漢字は、
<弓と人>に分解できるというハナシに出会った。
先日コメントを頂戴した鍋倉孝二郎さまの絵の中で、
「マタギの少年」が裸弓を持っている事に、見事に符合するのには、ちょっと感激。
ところで、「アイヌ」と「エミシ」の別なども、自分自身も含め、世の中・・・非常に曖昧である。
さらに、上野にある東京国立博物館などを見学してみると、
東北・北海道方面の事は、北海道のアイヌ文化若干と、
三内丸山遺跡の縄文文化系が若干紹介されている程度で、
その他は、ほぼ、欠落状態なのかなぁ???という感じを受けた。
おそらくは、明治以降の近代化の進展と並行したカタチで
そのまま現代に至るという事での現状なのだろうけど。。。
ちなみに、九州、奈良、京都、東京などの<要所>には
その筋の最大権威の「国立博物館」が必ずあるのだが、
「東北国立博物館」もしくは「東北・北海道博物館」というものは、
この日本には、存在しない。
ま、ハナシは「国立」という事を前提としているので、
民意として「そんなモン要らないから、無い。」んだろうけど・・・。
それとも、検討・論議すら全くなされてなかったりしてね。
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