ヒガンバナ科の「ナツズイセン(夏水仙)」が咲いていました。:山形の歴史・伝統
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昨日までは朝晩は少し過ごしやすくなって来ていたが、今日は朝からやや蒸し暑い。
こういう日は、あまり長時間過ごしても、暑さに弱い犬っ子達もバテるし、
午前8時頃からアブが出てくるので、その前に退散する事にしている。
往路際に、ピンクのユリである「ヒメサユリ」に似た花を見つけた。
でも、この近辺には「ヒメサユリ」は無いと記憶してるし、
形状を見ると「キツネノカミソリ」とか「ニッコーキスゲ」なんかと似ているが、
それらは黄橙色系で、ピンク系ではない。
帰宅して図鑑で調べたら、ヒガンバナ科の「ナツズイセン(夏水仙)」だそうで、
ヒガンバナ同様、なんでも有毒だとの事。
ともあれ、夏枯れで花々も少ない最中なので、けっこうキレイだった。
ところで、下の様な足跡に遭遇した。
沢の方から藪の中を上り、簡易舗装の林道を横切り、
そしてそれは正面の斜面に続いていた。
まだ濡れている。
特に正面の斜面の土にに付いた足跡の周囲には、
しっとりとした水気も残っていた。
大きさは、およそ直径12〜13cmと大きい。
犬っ子達も気になる様で匂いを取っていた。
おそらくは、あの不用意には会いたくない例の黒く大きい野生動物で、
私達に気付いて山の方の身を隠したばかりという感じだった。
ケンタ(兄4歳)は、この後すぐに匂いを追って
正面の斜面を駆け上って行き、追跡を始めた。
ちなみにケンタは、四足動物に対峙した場合は、必ず吼え立てる。
しかし、今回は残念ながら追跡中に吠え声ひとつ聞こえなかったので、
追い切れなかったのだろう。
そろそろ適当な時間という事で犬笛で呼び戻した事もあるが、
およそ10分ほどで帰って来た。
帰路の途中、カミさんと共に「ミョウガ」採り(掘り?)をしてたら、
大きな「オニヤンマ」を見つけた。
近くには、「日本昔話」とか「遠野物語」なんぞに出てきそうな小さな祠が建っていた。
ま、山菜を採ったり、犬っ子達を遊ばせたり、
冬季は猟などもさせてもらったりするエリアでもあるので、
とりあえずバチが当らん様にと、気が向いた時ではあるが、
時々お賽銭なぞを供えている次第だ。