勝天15 『天地人博2009の気になる中身』:山形の歴史・伝統
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景勝 「米沢か。楽しみじゃのぉ。」
兼続 「我らがテープカットをする天地人博2009の展示物がわかりましてございます。」
景勝 「ほほぉ。興味深い。」
兼続 「何度も変更されるようでございますが、第一弾は・・・。」
景勝 「なんじゃ。」
兼続 「まず素懸紫糸威黒塗板物五枚胴具足でございます。」
景勝 「ほほぉ。関東管領・上杉憲政どのの鎧兜じゃな。」
兼続 「そして、伊呂波尽手本。」
景勝 「おぉ。輝虎さまが、わしにイロハの書き方を教えてくださったときの手本か。懐かしいの。」
兼続 「左様でございます。お屋形様の書状や、景虎どのの書状もございます。」
景勝 「景虎か。日曜日は、優雅に舞っておったのぉ。」
兼続 「信長どのの書状もあるそうです。」
景勝 「そちが来週アポをとった信長か。」
兼続 「面白いところでは、鮫ヶ尾城で見つかった おにぎりもございます。」
景勝 「炭化しておったそうじゃのぉ。」
兼続 「鮫ヶ尾城といえば、景虎どのが亡くなった場所でございます。」
景勝 「時を超え歴史に残るおにぎりもフタを開ければ用は済みかな」
兼続 「これはしたり。『要は炭』とかけたのでございますな。」
景勝 「炭化したおにぎりならぬ、おにぎりの短歌じゃ。」
兼続 「恐れ入りましてございます。」
天地人博2009は、米沢市の伝国の杜で1月24日開幕です。