【国絵図をたのしむ③】:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
【国絵図をたのしむ③】


現在展示している元禄国絵図の下書きには、

国絵図の周りにいくつもの貼紙が見られます。

これは、幕府の絵図役人・町野新兵衛による修正指示です。

幕府と藩の間でやり取りを交わしながら、

清書に仕上げられていった過程がここに表れています。

 

御国絵図下図(上杉文書1773、米沢市上杉博物館)

それまでの国絵図では「此境より○○領○○村江出」と記されていましたが、

町野の指示によって村から村までの距離などが明記され、

境界付近の記載が具体的になりました。

 

御国絵図控(上杉文書1772、米沢市上杉博物館)

町野の修正指示を踏まえて、境界付近が具体的に記されています。

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001


2023.09.22:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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