★こども狂言クラブ春休み発表会★:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
★こども狂言クラブ春休み発表会★


伝国の杜こども狂言クラブでは、上杉雪灯籠まつりにあわせて伝国の杜能舞台で開催された「雪に舞う会」に出演し、小舞「宇治の晒」を披露しました。
小舞とは流行歌にのせて舞を舞ったもので、狂言に数多く登場します。今日の演目「宇治のさらし」は京都の織物産業の風景「布さらし」を描いた当時の流行歌で、こども狂言クラブでは主に1〜2年目のメンバーが姿勢や歩き方を身につけるためお稽古しています。
山紫水明の豊かな自然で磨かれた京都には、布の汚れを落とすための制作工程「さらし」の作業が大変身近だったからこそ流行歌にも登場したのでしょう。古くは戦国時代に描かれた「洛中洛外図」や、懐かしい昭和の風景を残す古写真、さらに能楽や邦楽を中心に伝統芸能の作品にも表現されています。
ちなみにこの流行歌「さらし」は歌詞にも登場する名前「浜千鳥」の別名でも親しまれ日本全国に流行したようで、九州や琉球、関東地方など各地の舞踊や唄にも取り入れ残されました。

来月の「春休み発表会」でも披露しますので、謡と舞に表現されている「宇治川の布さらし」のようす、ぜひイメージしていただけるようがんばります(o`▽´)o!

伝国の杜こども狂言クラブ春休み発表会
平成24年3月20日(火・春分の日)午後2時より
伝国の杜エントランス能舞台にて開催!
2012.02.14:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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