「武家として」武器・武具:山形の歴史・伝統

山形の歴史・伝統
「武家として」武器・武具


今回は、上杉文華館の展示品をひとつご紹介いたします。
『国宝「上杉家文書」足利義昭書状』です。
 足利義昭が上杉謙信に上洛の援助を求めてきた書状。武田信玄・北条氏康との和睦を成立させ、義昭の上洛に力を尽くすように命じています。義昭は永禄八年五月の兄義輝の横死以後、将軍を継ぐべく運動を展開していました。各地の大名にその援助を命じていますが、運動開始直後、謙信はいち早く援助を求められました。謙信に対する期待の大きさが分かります。当時義昭は越前朝倉氏を頼って一乗谷(福井市)にいたこともその背景にあると思われます。それを示すためでしょうか、義昭は太刀と腹巻(甲冑)一領を贈っています。甲冑の贈答もよくみられますが、謙信の出兵を促しているようにも思われます。腹巻は実用性が高いと思われますが、謙信の体格に合わせて作らせたのでしょうか。(展示解説より)
 ハラマキドウゾ!∩`・◇・)ノ■ Σ(‘艸‘*+$)アラ!?
コレクショントークは明日、2月4日(土)にあります!
お聞きになる方は、常設展示室の入館券をお買い求めの上、ご参加ください☆。

<観覧料> 一般400(320)円・高大生200(140)円・小中生100(60)円
 ( )内20名以上の団体料金

お問い合わせ 米沢市上杉博物館 0238-26-8001

2012.02.03:Copyright (C) 伝国の杜 情報BLOG
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