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●災害対応のための情報交換会
2011.11.30:Copyright (C) 最上川リバツーネット
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『 災害対応のための 情報交換会 』が開催され、
60名以上(行政・社会福祉協議会・民間・NPOなど)の方が参加しました。
宇都宮大学教授 廣瀬 隆人氏を迎えて
「東日本大震災から学ぶ 協同による災害対応力」
の講演がありました。
廣瀬先生は、公演中も後半に行われたグループディスカッションでも
「日頃からのネットワークが大切。ネットワークといっても団体をつなぐ
ネットワークではなく“人”と“人”のつながり。団体はその後ろについてくる」
「とにかく、毎年3・11には【震災】を語り合う場を設けるべき。
数人でもいいから震災当時、自分が何をしていたのかを語るだけでも
人は忘れない。記憶から薄れていかないようにしなければならない」
と終始仰っていたのが印象的でした。
山形県NPOアドバイザー 伊藤 えり子さんには、
「置賜における震災対応調査報告」をしていただきました。
今回のような、大きな災害はいつ起きるかも分からず、
今後への課題がまだまだあるという報告。
置賜地区管内の行政、青年会議所の3名の方には、震災時の状況や課題
炊き出しのボランティアをしてきたときの事例報告もりました。
午後からの後半は、グループディスカッションでした。
・震災に対応できる自助、共助、公助のあり方
・災害時の要援護者支援
・ボランティアとの協働と課題
長井市には活断層があるということで、
同じ3月11日を想定してのグループディスカッションでした。
ボランティア(ボランティアセンター)からの視点・要援護者からの視点
震災が起こった場合どうあるべきか、など様々な意見が出されました。
今年おきた3・11の大地震は、いろいろな形で
皆さんが体験したと思います。それらを忘れないために
やはり語り継いでいくのはとても大切なことだと思いました。
また震災が起こって、何をしていいのか分からなくならないために、
いつおきるか分からない震災ですが、備えをしたり
そのための準備、話し合いなどは必ず必要なんだと考えさせられる
情報交換会でした。