ガスに包まれてる西蔵王高原:山形の植物・園芸
山形の植物・園芸 |
ガスに包まれてる西蔵王高原
2010.03.11:Copyright (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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ガスのお陰で余計な背景が消され、西蔵王高原の稜線やテレビ塔まで見え、その背後にそびえる竜山までの空間というか空気感がなんとなく感じ取れて、あーそれなりに良い景色だなぁ〜と思う。
ところで、「あー自然って良いなぁ〜」なんてよく言うが、特に見知らぬ土地の初めての山なんかで、こんなガスに巻かれたりすれば、道迷いやヘタをすると遭難とか命に係わる事も起こりかねない。
この度の「トキ」が「テン」に喰われたとのニュースの中で、女性キャスターが「トキが可哀想。」と言った。
何故にキャスターがそう言ったのかは分らないが、それを単純に聞いた私なんぞは、一瞬、反射的に、同感というか共感を伴って、「可哀想なトキ」は被害者で、「襲ったテン」は加害者、という<ステレオタイプ的脳みそ>が働いてしまうから、厄介だ。
確かに、「トキを野生に戻す試み」が遅れてしまうのは残念だし、「喰われたトキ」はちょっと気の毒だ。でも、「野生のテン」にとっては、目の前に美味しい獲物がいるのだから、喰おうとするのは当り前。
それに、「野生のテン」の姿や顔なんかは、ものすごくカワイイ(その様に見える)。おそらく、そのカワイさは、国内哺乳動物の中でもピカイチの方だと思う。
米沢牛や焼き鳥を食べる時に、牛やニワトリが可哀想だ!という感覚はあまり無いのがおそらく普通じゃなかろうか?
「発酵」も「腐敗」も、酵母やバクテリアなどの<自然の働き>という意味では変らない。唯一の違いは「人にとって益か?害か?」だそうである。
ひとくちにはなかなか言えないが、自然ってやはり<ママナラナイもん>だし、おまけに、人の世もなかなか<ママナラナイもん>だ。