市民会館で日舞鑑賞(改):ヤマガタンAnnex|山形のファッションとオシャレ

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市民会館で日舞鑑賞(改)
県を4ブロックに分割して3ブロック目にわがエリア、長井市が選ばれた。
今エリアには長井の、約3倍の人口を抱える市もある。
いかに長井市が日本舞踊に長く研鑽を積んでいたかが判る。
私も複数の地元又は隣接の日舞団体の賛助会員になっていることもあり、絶対参加と思っていた。
隣接の先生の舞が凛として、特に清楚さを出すときに彼女の特性が出されると思っていて本当に舞踊のファンでもあった。
今回は節感のぴったりの花を題材にしていた。(長唄ではないのが、素人の私には判らなかったが・・・。)
しかし残念だったのは、みたことのない不運。舞踊傘が開かないのだ。助太刀の方が、少しして別の代用傘をもってきて、落ち着きは戻ってほしかったが・・・。
完全な古典ものと違えばこそ、速さ遅さのメリハリがあってもいいはず。いつものようにはいかなかったようだ。
国立劇場他、最高の舞台を踏み、舞踊衣装(今回は打ち掛けのスタイル)もきっちりと慣れているはずだが・・・・・。

あの先生でもあるもんだなぁと思った。

それで今度は地元の先生。凄い表現力を持ち誰もが地域一番を認める。しかしそれが、深すぎるのか隣接のの楚々とした舞を見せる先生の方が、私は好きだったのだが・・・・。

今回の地元の先生は動物の変化者、手拭に傘を同時に使い意図も巧みに緩急自在だ。衣装も素踊りの普通の着物だったのが、軽やかさが本当に吉と出ていた。(以前に周年記念で先生がバリバリの歌舞伎をやった時には、流石に衣装に負けていたのをはじめて見た。)途中途中に拍手の連続。これは、地元の御贔屓だからでは決してない。
動物の仕草に可愛さが宿っていたからも一要因だ。
拍手喝采。
やはり日舞は私は大好きだ。
でも、二人目まではほぼ寝ていたのだが。よく歌舞伎座の幕席を通しで三幕。二幕目が日舞ですやすや寝れた。料金が安く時間が長い。そこに日舞が入るのは本当にお得な遊びごとだ。

こんな素敵な県大会に地方の恥部をさらさなければならぬ。
館内のルールを全く無視しての、舞踊を長時間に渡って盗撮。そしてその人物が公的な立場にいる人間なのだ。
地方都市でも有り得ないことだろう。高等教育を受けて地方にUターンで、恥ずかしさも知らずルールを破る。それをそのまま見過ごす自分にも腹立たしさも感じた、大いに。

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