吉野弘《二人が睦まじくいるためには》吉野弘詩集:ヤマガタンAnnex|山形の有名人-山形出身の有名人
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吉野弘《二人が睦まじくいるためには》吉野弘詩集
2006.11.03:Copyright (C) スタッフヤマガタン(ヤマガタン事務局)
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吉野弘/著 水内喜久雄/選・著
理論社 (ISBN:4-652-03842-9)
人間に対する深い信頼を表現し続ける詩人・吉野弘の作品を数多く収録!子どもたちから大人まで、すべての人に読んでもらいたい…そんな想いをこめて贈る。
内容(「MARC」データベースより)
「二人が、そして人が睦まじくいるためには」という祈りにも似た願いを込めた詩集。詩人の意を超えて多くの人の口にのぼり心に届いた「祝婚歌」を始め全32篇を収録。
出版社からのコメント
新しく結ばれる二人へのはなむけとして書かれた「祝婚歌」(本書収録)は、結婚式の祝辞として述べられることが多く、新郎新婦のみならず列席者にも深い感銘を与え続けています。また結婚式の引き出物にも最適の一冊です。
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立派過ぎないほうがいい。
完璧をめざさないほうがいい。
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
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吉野 弘
1926年−。詩人。山形県酒田市出身。
高校卒業後、就職。徴兵検査を受けるが、入隊前に敗戦を迎える。
1949年労働組合運動に専念し、過労で倒れ、肺結核のため3年間療養。
1953年同人雑誌「櫂」に参加。
1957年、詩集「消息」、1959年詩集「幻・方法」。
1962年に勤務を辞めて詩人として自立。
詩画集「10ワットの太陽」、詩集「吉野弘詩集」「叙景」
随筆集「遊動視点」「詩の楽しみ」など著書多数。