「わたしメッセージ」で正しく伝えよう:ヤマガタンAnnex|山形の家族・子育て育児
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子どもが家に友達をつれてきて、鬼ごっこをはじめて困っているとします。
このようなときには、まず私を主語にして話してみましょう。
「みんなが部屋の中で走り回ると、落ち着いて本が読めなくて、お母さんが困る」などと、
自分がなぜ困っているのかを、私を主語にした文で話しかけます。
このとき
子どもの行動 走り回ること
親にどう影響して 落ち着いて本が読めない
親の感情がこうなる 困る
3つの要素を入れると、子どもも理解しやすくなることをしっておいて。
子どもは「ダメ」と言われただけでは、どうしたらいいのかわかりませんが、
「私を」主語にして話してもらうと
「お母さんは落ち着いて本が読めなくて困っているんだな」とわかり
親の気持ちを理解したり、
「お母さんの気持ちを考えて外で遊ぼう」、と自分で状況判断したり
鬼ごっこを辞めたり
解決策を考える事ができます
親が子どもに命令、提案、脅迫等をしていると、
親の言うことに従うよい子になるかもしれません。
しかし、いつも親から指示されないと何もできない、「指示待ち症候群になってしまう可能性もある。
命令ばかりでは、子どもの「自分で考え、判断し、責任を持って行動する力」が育ちにくい。
だからこそ、「私は〜」のメッセージで、まず親の子持ちを伝え、あとの判断は
子どもに任せる機会を作る必要があると思います。
困っている親をみて、子どもが「じゃ、こうしよう」と考え、行動できるような
言葉かけを意識してほしいと思います。
またこれは思いやりができる子どもになります。
そして、子どもが自分から行動をしはじめたら
「助かった」「ありがとう」「うれしいな」等親子の気持ちを積極的に伝えましょう。 ※ 偉いね はNGです
あ、今日はご飯をおかわりしたな、よかったおいしいと思ったんだね、そう感じても
やっぱり「ママ、今日のご飯おいしいね」と言われると私たちもうれしいですよね
人に喜んでもらう経験は、自分の存在を認められたと感じるもの。
自然にやる気が生まれ、子どもの心を豊かに大きく育てることにつながります。
大人でも同じですよ。