未明に浮かぶ、「蔵王:雁戸」の稜線。:山形の創作・芸術
山形の創作・芸術 |
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ちょっと雲がかかった朝となった。
その雲と、間もなく昇る朝日が微妙な光を織りなして、
「蔵王:雁戸」の稜線を浮び出してくれる。
毎朝、必ずと言って良いほどに、
遠くに仰ぎ見る「蔵王・雁戸」であるのだが、
これからの季節・・・特に初冠雪以降は美しい。
映画:「おくりびと」にも、その背景にはやまがたの美しい山の景色が
動かしがたい基礎低音の様に存分に写しだされ、
主人公はじめ、そこに住む人達の心根を伝えてくれている様な気がする。
このナマの世の中であるので、なんともならん事が多々ではあるが、
こんな美しいやまがたの風景を毎日見つつ、
日々をなんとか暮らす事が出来る事を有り難いと思う。