夏の花:「マツヨイグサ(待宵草)」が。:山形の創作・芸術
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お蔭様で、干している「ウメボシ」は、とても良い香りを放っている。
農産品やその加工品は、その地域の風土気候と対話する様に
作るのが当たり前なのだが。。。
ワインの仕込みには「ナイト・ハーベスト」という手法がある。
仕込むブドウの収穫を、なんと夜間に行うのだ。
パンは「肉」、ワインは「血」とも言われるので、
なにやら<怪しい儀式>っぽく聞こえてしまうのだが、
要は、ブドウ自体が日光や気温で暖められてしまう前の
出来るだけ冷えているうちに収穫しちゃって、引き続き、
果汁を搾って仕込むと、より良いワインが出来る・・・、
っという事で、非常に合理的なのだ。
しかし、夜間からぶっとおしの作業となるため、
とても大変なのだそうで、どうしても特別限定品という類となる。
また、収穫のみならず、剪定とか肥料を施したり、
仕込む過程などまで<月齢>と相談しつつ造る、
「ビオ・ワイン・アプローチ」なども、面白いと思っている。
しかし・・・近代化・工業化・産業化社会の残像とでも言うのか、
「その地域の風土気候と対話する様に作る」という本来の事が、
なんだか、悪い意味での「イイカゲン」風に受け取られてしまっている。
確実性を求める根っこには「金利と先行投資とノルマ」がある。
ちなみに「ノルマ」って、彼の計画経済を進めた旧ソ連体制時の
ロシア語が語源なのだ。
ハナシはまたまた逸れた。。。
夏の花:「マツヨイグサ(待宵草)」が咲いていた。
月見草とも宵待ち草とも言われる。
日本人は、お月見が大好きだ。しかも、けっこうノンビリ、
フラフラ、イイカゲンなのだ。
立待ち・居待ち・宵待ち・寝待ち・・・という具合に、
月が昇る時刻と人の行動までもが一体化しちゃった言葉までもが。
そこで、「酔い待ち」というのも良いかなァ・・・と。はい。