何故か惹かれて。。。:山形の創作・芸術
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何故か惹かれて。。。
今朝も撮影は諦め。。。
(そういえば、最近は「諦観」なんて言葉もよく聞くなぁ。ご時世から?かなぁ。)
ま、そんなんで、今日は、一昨年あたりから何故か惹かれている絵を紹介したいと思う。
画像を見て、「あ、見たことある!」と言う方もいらっしゃると思うが、
実は、山形県西村山郡西川町の「西川町クオリティーライフ研究所」発行の冊子
「まちづくり四季」の表紙となり、また5〜6年前の西川町のポスターにもなった絵でもある。
(↑はその冊子の表紙。)
絵は、日本画家の鍋倉孝二郎氏の作で、
冊子の裏表紙には、次の様な言葉が寄せられていた。
------------------------------------------
春、夏、秋、冬、移り行く四つの季節の彩り。
満ちては欠け、そして満ちる月。
月の峰を背に、マタギの少年は裸弓を引き寄せて
その万象の移ろいを記憶の矢で射る。
一枚の画像にこの様な光景を見ることは、
現実には不可能だが。しかし、両目の間にある
第三の眼ならば可能になる。
云々・・・・
------------------------------------------
当時、おそらくなにげにポスターは見てはいたが、
すぐに忘れてしまっていた・・・と思う。
でも、この絵のモチーフや構図が自分の記憶の奥に入っていて、
一昨年あたりから脳みそン中で少しずつ蘇って来たのだ。
西川町さんのポスターだったと気づくまでに、1年近くかかっただろうか・・・。
満を持して、思い切って西川町観光課さんに問合せをしてみたところ、
その通りだった。
<後日につづく>
2010.03.04:Copyright (C)
やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
恐ろしや…
どこで、どなたが、見ているか
人間ヘタなことは出来ないものですね。
まさに絵描冥利に尽きまする。
その後の仕事を
ホームページでご覧いただけますなら
嬉しいです。
キーワードは…
兎笑庭
2010.12.20:鍋倉孝二郎 [
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鍋倉孝二郎さま
鍋倉孝二郎さま
コメントを頂戴致しましてありがとうございます。
実は・・・・詳細には思い出せなかったのですが、
この鍋倉さまのこの絵のモチーフや構図が、
なんとなく、脳みその深いところに残っていて、
どうにも気になっていた次第なのでした。
この様な事を、”惹かれる”というのでしょうか???
・・・・・・・
やまがたにはアイヌ語が語源となったとされる地名が多く、
その中に、当地を指す「最上」の語源説のひとつである、
「モ・カムイ(静寂なる神)」というのがありますが、予てより、
この元々の意味合いと、その忘脚と変容の経緯などに
私なりに(勝手な?)想いを寄せておりました次第なのですが、
鍋倉さまのこの絵と、こんな想いが「重なる」というか、
例えば・・・「共振」の様なものが、あったのかも知れません。
(うまくお伝えし切れないのが、残念です;;;)
自分としては、安易にコトバにしてしまうと、未成熟だったり、
歪んで伝わってしまいがちで、なかなか非常に刹那いのですが、
あえて言ってしまえば、「精神性としてのネイティヴ・ヤポニーズ探し」
・・・みたいなものなのかも知れません。
・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、アメリカ駐在から帰国した息子が面白い事を言っておりました。
ご存知の通り、当地「やまがた」には<草木塔>と呼ばれる
草木の精を祀った石塔がたくさん残っておりますが、この事を含め、
東北芸術工科大学で編集・制作した「やまがた」紹介冊子(英訳付き)を、
駐在先で仕事相手のネイティブ(チーフ格)の方に差し上げたところ、
即座にこの<草木塔>に注目して、「私達と同じだ。」と言ったのだそうです。
「私達も、草や木を使わせてもらった後に、祀りをする。」・・・と。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ともかくも、
鍋倉さまのこの絵には、何かを超えての”惹かれる”ものがございました。
西川町役場の方にお願いして、特別に頂戴しましたポスターは、
パネル貼りにして、部屋に飾らせていただきております。
あの裸弓の<マタギの少年>からは、なにか・・・「心根」の様なものを
いつも見つめられている様な気が致しております。(汗;)
加えて、傍らには「犬っ子」もおりますし。。。
この度は、コメントをいただきまして本当にありがとうございました。
ぜひまた遊びに来ていただければ幸いです。
P.S.
ご活躍の様子、さっそく検索してHPで拝見致しました。
2010.12.20:shidareo [
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ご無沙汰です。
お暑うございます。
このたび西川町教育委員会の依頼によって、
件のポスター原画を新設の「山菜楽」展示室の一隅に展示する
ことになりました。別のもう一点と併せて展示。
八月開館予定です。
お近くをお通りの折がありましたら、お立ち寄り賜れば
幸いです。お問い合わせ電話0237-74-3131です。
絵はあるべきところを選ぶ…一番いい場所を得たのかも、と
思っています。
残暑、いまだ。ご自愛のほど
2012.08.21:鍋倉孝二郎:
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鍋倉さま
こちらこそご無沙汰致しております。
また、お知らせをありがとうございます!
西川町「山菜楽」展示室との事、
あのマタギの子も、故郷で暮らせるのですね。
近日中に必ずお伺いしてみます。
敬具
2012.08.21:shidareo2:
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つれずれなるままに…
貴ブログを拝見しておりましたら、高畠ワインのお話が目に止まりました。あそこの葡萄は、たしかマスカットベーリーAではなかったかなぁ…と。この葡萄品種の元樹は、明治中期、上越岩の原の名主川上善兵衛氏が、勝海舟翁にそそのかされて、交配に交配を重ね、3986番目に成功したもの。善兵衛氏は、著作権などどこ吹く風。乞われれば誰にでも苗を分けるお人であったらしく、広島の竹原あたりのワインもこの種です。今は、サントリーの傘下となりましたけれど、岩の原ワインの「3986」は、今も健在です。ちょいと
値がはりますけれど、まさに重厚、これぞ雪国の葡萄酒…なんて
味音痴の世迷いごととお笑いくだされたく。
提灯を持つつもりはこれなく、ただ、小学館刊、小関智弘著「越後えびかずら維新」という善兵衛伝、を編集いたした関係でのたわごとでした。どっとはらい。
私の郷里薩摩では、何やら寂しいなぁ…という気分を「徒然(とぜん)なかねぇ」と言います。兼好法師もご存知あるめぇなぁ。
伊勢物語のからごろものくだりにある「ほとびる」もいまだに使いますけな。古語は田舎に埋もれておるようです。東京にはなぁんもなかばいねぇ。爺さんのたわごとでした。ご無礼の段ひらにひらに…
2014.11.03:鍋倉孝二郎 [
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ツレ連れられて…
鍋倉さま、ご無沙汰いたしております。
また、楽しいお話をありがとうございます。
当方、当地の各ワイナリー様などとも
若干お仕事をさせていただいた経緯もありましたので、
高畠ワインさんやタケダワイナリーさんなどと
お名前を出させていただいたのかも知れません。
さて、マスカットベリーAにつきましては、
特にタケダワイナリーさんが力を入れているご様子です。
<http://www.takeda-wine.co.jp/winery/>
当地でのブドウ栽培やワイン造りの歴史が長いという事も
関係があるのかも知れません。
実は、当地で12番目という新しいワイナリーが誕生致しまして、
昨日、ファーストリリース祝賀会が開かれました。
<http://www.woodyfarm.com/winery.html>
経営者は、図らずも私の30年来の友人という申しますか、
なかなかの農家さんです。
出羽=>イ・デ・ワ(神(=鮭)が・ここを・渡渉する)(鮭が遡上するところ)とか
山形=>ヤン・ワッカ・タイ(冷涼な・川の流れる・森林地帯)とか、
最上=>モ・カムイ(静かな・神)であるだとか、
置賜=>ウ・キ・タム(広い・稲科植物の生えている・湿原地帯)だとか、
当地は田舎過ぎまして(汗;)、文字を持たなかった古のアイヌや
エミシ達が呼んだ風景というか光景と申しますか、自然環境そのまんまが、
今の地名の語源に繋がっているという説が散見されるんであります。
ま、子供の頃からの勉強嫌いがおそらく一生祟っておりまして、
アイヌ・エミシ達の歴史等々はてんで解らずじまいなのですが、
当地はせっかくの田舎なのですから、日々呼んでいる身近な地名が
ごく素直に単純に、「名は体を表す」という感じになってくれれば、
孫っ子達にも伝え易いので嬉しいな・・・などと、
爺ィージ勝手に思ってる今日この頃なのでございます。。。
ツレ連れられて・・・つれられて、今秋も楽しく深まってまいりました。
2014.11.04:shidareo2 [
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画像を見て、「あ、見たことある!」と言う方もいらっしゃると思うが、
実は、山形県西村山郡西川町の「西川町クオリティーライフ研究所」発行の冊子
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(↑はその冊子の表紙。)
絵は、日本画家の鍋倉孝二郎氏の作で、
冊子の裏表紙には、次の様な言葉が寄せられていた。
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春、夏、秋、冬、移り行く四つの季節の彩り。
満ちては欠け、そして満ちる月。
月の峰を背に、マタギの少年は裸弓を引き寄せて
その万象の移ろいを記憶の矢で射る。
一枚の画像にこの様な光景を見ることは、
現実には不可能だが。しかし、両目の間にある
第三の眼ならば可能になる。
云々・・・・
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当時、おそらくなにげにポスターは見てはいたが、
すぐに忘れてしまっていた・・・と思う。
でも、この絵のモチーフや構図が自分の記憶の奥に入っていて、
一昨年あたりから脳みそン中で少しずつ蘇って来たのだ。
西川町さんのポスターだったと気づくまでに、1年近くかかっただろうか・・・。
満を持して、思い切って西川町観光課さんに問合せをしてみたところ、
その通りだった。
<後日につづく>