冬至の光:山形の創作・芸術

山形の創作・芸術
冬至の光


奥羽山脈を越えて屈折し、蔵王山にかかる雪雲のフィルターをくぐり抜けた光が、やっとのことで田に積もった雪面に降りた。

当地の冬の朝については、「陽が射す」という表現よりも、「光が降りる」と言った方が、なんか・・・自然だ。

今日は冬至という事で、山形県の日の出時刻は06.51 Night-time=14時間30分、Day-time=9時間30分。

冬の太平洋側の朝の光は、強烈に直裁的にやって来るし、それは感動的でもあり、圧倒的で神性すら感じるかも知れない。翻って、日本海側の当地に降りる朝の光は、淡く量も少ないが、だからこそ、もしかすると「妖精」が見えるかも・・・。

・・・そう言えば、谷崎潤一郎の「陰影礼賛」を思い出した。昨今は、読む人も少ないだろうなぁ。
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