「一粒の雨の記憶」:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産

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「一粒の雨の記憶」


この度、友人の山崎あおいさん(京都府在住)が本を出した。
「一粒の雨の記憶」(リーブル出版・1,300円)。
すてきな写真と詩のような文章で構成されていて、気軽に読める本だ。
あおいさんは「ヘルシーエコライフ」というホームページを持っていて、主にこころの問題をテーマに丁寧な文章を書いて来られた方だ。(http://self.ikora.tv/e357480.html)
私もいっぱいいっぱいになった時は、時々このホームページのお世話になって来た。読んでいるうちに重く、硬くなったこころがすっと軽くなっていく。この本はそんなあおいさんの自然観、生命観の一端を知ることができる本だ。

一粒の雨の記憶・・森に降った雨が川になり、コケになり、魚になり・・やがて海に至り、雲となって・・、この移りゆく一つひとつの過程の中で、前の形の記憶を残したまま、また新しい循環の輪の中に参加して行く雨。例えば魚はたくさんの水分の集合体であり、人間もまた同じだが、別な言い方をすれば、たくさんの雨の記憶の集合体でもある・・・不思議な世界。
私は「あおいワールド」と読んでいるのだが、読み、かつじっくり見て、感じて、考えて・・いくうちに、やがてここでも同じように、重いこころが軽くなっていくことに気づくのだ。

写真がまたいい。独特な彼女のアングルだ。

ぜひ、一読をおすすめしたい。本屋さんで普通にご注文いただけます。

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