パレスチナ4報:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産

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パレスチナ4報



パレスチナ4報

RWDS(農村の女性による開発協会)の事務所にて、パレスチナの現在の状況、RWDSの活動目的などのレクチャーを受ける。
「私たちは1987年に発足。農村女性のエンパワーメントが設立の趣旨で、経済的、政治的地位の向上と女性に向けられる暴力から女性を守る活動を行っている。ガザとヨルダン川西岸に58の事業、うちガザに7つの事業がある。」と恰幅のいい女性が話し始めた。

「女性の働き手のうち、正規雇用は17%、後は非正規の不安定な状態。女性への暴力は世界的傾向だけれど、パレスチナは占領下ということもあって複雑だ。これは男性の特権なのではなく、暴力なのだと女性を説得する必要があるのだが、男は特定の仕事につけず、彼ら自身が暴力にさらされていることが問題の根っこにある。」

「あなた方が向かうジャマインはゴミの問題が大きい。投棄されている85%が生ごみだ。占領下で移動の制限もあり、地域の農業を地域につなぐ必要がある。オーガニックを求める農民が多いがコンポストが少ない。ジャマインは環境破壊が著しい。そこでこのプラン(レインボープラン)を実現することはよいことだ。」

この場でPARCIC(日本のNGO)の現地人スタッフ(女性2人、男性1名)が紹介された。

いよいよジャマイン向かう。

エンパワーメント
http://www.jinken-osaka.jp/pdf/souzou/05/08.pdf

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