-鶴岡食文化女性リポーター第2弾 岩ノリ物語-:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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-鶴岡食文化女性リポーター第2弾 岩ノリ物語-
に、参加してきました。
寒風吹き荒れる冬の日本海の名産品
「岩ノリ」のお話を聞いて、
その岩ノリを使い板ノリを作る体験。
もちろん、おいしい岩ノリのお料理付き。
まずは、岩ノリの収穫風景と猟師さんの話のレポートです。
鼠ヶ関漁港に行くバスの中は、
お決まりの修学旅行状態!
女子ばっかりだから、にぎやか、にぎやか!
今回の企画内容の詳細が書かれたプリントにあった
「おやつ 500円まで」の」文字も
テンションあがります。
お魚クイズで盛り上がります。
魚編に暑いでなんと読むでしょう?
魚編に白いは?
などなど、楽しいクイズが出されます。
面白かったのは、魚の名前は
魚編に組み合わせた文字で構成されるわけですが、
旬の時期や容姿をイメージして作られたものがほとんどです。
例えば魚編に春とか秋とか。平でひらめとか。
(夏はないらしい)
ところが、これらの漢字を考えた人は太平洋側の魚をイメージしていたのか、
日本海側の旬の時期とずれている。
との発見があったことです。
鼠ヶ関漁港に到着し、
まずはトイレ休憩。
なんと、水道の水がでたまま凍っていました。
平成22年に新築された漁協の建物。
「荷さばき施設」って、ネーミングが面白い。
ここ鼠ヶ関漁港は、
水揚げされる魚の種類が県内の漁港でも一番多いんだそうです。
また、猟師の数も一番多くて若い後継者の方も育っているとのことでした。
とっても心強いですね。
次に岩ノリを摘むところを見せていただきました。
荒波が押し寄せ、本当に命がけの作業です。
岩ノリ摘みは、地元の漁業権を持っている人しか採取できません。
貝類もそうです。
漁業権を持たない人が採取すると違法行為にあたりますので
みなさん覚えておきましょう。
海水温が低くなって、海が荒れないと岩ノリはできません。
12月から岩に付いたノリは時期が来るとはがれてしまうんだそうです。
そのわずかな期間に収穫するということでした。
また、はがれた岩ノリを食べに黒鯛がやってくるそうで、
岩ノリの収穫場周辺は、黒鯛の釣りポイントになっていることも多いそうです。
鼠ヶ関漁港では、あおさやわかめも採れるそうです。
あおさは、春の次期になると店頭にも並びますが、
わかめは地元消費がほとんどで、店頭には並ばないそうです。
次に、漁船に場所を移して、
漁について話を伺いました。
佐藤さんは、遠洋漁業に従事されてて、
退職後に地元へ戻り猟師になったのだそうで、
遠洋漁業の話も交えながらいろんな話を伺いました。
漁に使う道具も手作りが多いとのことでした。
「もり」の先が特徴ありました。
先端の長さが違うんですね。
また、貝などを採るときには、
水中を覗きながらの作業になります。
貝は夏になると水温が高くなるので深いところに潜ってしまい、
水温が低くなると比較的浅いところに移動して来るんだそうです。
こんなに大きなものを口にくわえて水中を見ながら漁をします。
正式名所がわからない。。。
網(たも)も、自分の使いやすい大きさがあるらしくお手製です。
興味深々に観ています(笑)
個人的にはこのかごが懐かしかったです。
捕獲した貝やえびなどをこの中に入れて岸壁に繋げております。
・・・・板ノリ作成講座へつづく・・・