有機米調査:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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有機米調査
2011.02.15:Copyright (C) farmer`s column「我田引水」
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ビニールハウスに行く途中で、独特の酸っぱい臭いが
漂ってきます。
温度が上がるまで不安ですが、何とか微生物が頑張って
くれているようです。
微生物が存分に力を発揮できるよう、水分管理、温度管理
に気を配っていきたいです。
昨日は「農政事務所」の表示規格指導官が来ました。
数年に一度「有機米が適正であるか」ということで、チェ
ックに来るのです。
前回は4年ほど前に来たのですが・・・
大変でした。
表示(米の精米表示)の間違いを指摘され、数回にわたって
調査・改善命令等を受けました。
村山から3人ぐらいで3回ぐらい来たかな?
単なる文言の間違いなので、「この表示が間違っているので
直してください」で、済むのでしょうが〜
ホント、対応には大変でした。
もちろん、「有機」としての調査も受け、そちらは問題あり
ませんでした。・・・当然ですが・・・
今回も表示上の若干の間違い(調整と調製の漢字・改行する
かしないか)の指摘を受け、次回から変更することで特段の
問題ではありませんでした。「有機米」の調査も問題なく、
1時間程の調査で終わることが出来ました。
もちろん、「有機米」として流通している米が「きちんとし
た有機」であるか、調査も重要だとは思います。
でも、「有機」の場合、国から認定を受けた機関からの監査
も毎年受けているので、一応の網は掛かっているはずです。
農産物の安全性・信頼性の為であるなら、他の産品での残留
農薬のチェック体勢を強化するとか、基本的に網の掛かって
いない所を調査すべきに思うのですが・・・
もちろん、一度網を掛ければOKではなく、必ず逃げ道を探す
人もいるでしょうが、それはまた別な問題。
安全性・信頼性の、底辺を上げることが大事ではないでしょ
うか。
きちんとトレースできる農産物を、増やすことに力を注ぐべ
きに思います。
〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一