たまには華やかに、啓翁桜(ケイオウザクラ)。:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産

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たまには華やかに、啓翁桜(ケイオウザクラ)。


昨日、打合せで行ったホテルのロビーに、沢山の啓翁桜(ケイオウザクラ)が飾られていた。山形名産の、冬に咲く(咲かす?)桜の花という事で有名なので特にコメントは不要と思われるが、たまには華やかな画像も良いかなぁという事で。。。

さて、今朝も気温が低いせいか、雪雲からは割と尖った結晶の雪がハラハラと。やはり犬っ子達は雪が大好きの様で、足跡がなんとなく遊んでますね。(日の出時刻 06:41頃)

ところで、県内ワイナリー各社さんとのフルーツワインに関する研究会があるが、その中で、フルーツやその果汁についても、やはり「熟成させた方が美味しい」という話があり、改めて興味をひかれた。

一般には「フルーツやその果汁は新鮮なほど美味しい」という事があると思うが、それを単純に受け取ると「時間が経つほど不味くなる」という事になってしまう。しかし、そこには「果実というのは、熟してはじめて美味しくなるものである。」という基本的な事実が抜け落ちてしまっているのである。

これは、例えば、一般消費財としての工業製品であれば、新品の状態が価値が一番高く、時間経過や使用経過と共に、急速に価値が下がっていく・・・というのが、基本常識としてあると思うが、その<モノサシ>をそのまま使うからであろう。

フランス語で<熟成>の事を「フェザンタージュ」というが、その語源は、ジビエ料理(野鳥獣料理)に使われる鳥の雉(キジ)=>(仏:フェザン)にあると聞く。雉は、一週間ほど冬の軒下に吊るして<熟成>させてから料理して食するのが一番美味しいとされている。

私も料理が嫌いではない方なので、雉などが授かった際には、軒下ならぬ冷蔵庫で最低一週間はガマンする事にしている。

・・・「モノサシを振り回すと、周りが迷惑する。」というコトワザを思い出した。
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