明治大学の研究室が調査実習に:ヤマガタンAnnex|山形の農業~農林水産

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明治大学の研究室が調査実習に
10月29日~11月4日の日程で、明治大学農学部農業経済学科地球環境資源論研究室が長井市に調査実習に訪れました。
この研究室は昨年も同時期にお越しになり、熱心に調査実習に取り組んでいかれました。
今回の来市は、彼らの後輩13名です。
長井市に,どど~んと!! 6泊7日のご滞在。
なんでも、昨年の4泊5日では時間が足りず、観光する余裕もなかった(泣)のだとか…。



昨年同様、あらかじめ文献などでレインボープランのことを下調べして、班ごとに課題と仮説を考えていらっしゃいました。

ちなみに、今回の課題は…
①「レインボープラン農産物の購入者をもっと増やすためのマーケティング」
②「レベルの高い生ごみ分別など、長井ではなぜこんなことが可能なのか」
③「なぜ認証農家は増えないのか」
④「コンポストセンターを使わずにレインボープランの循環ができないか」

う~ん、実に現実的で旬なトピックスですね。いいとこ突いてますね。
先輩方から昨年の調査実習について引き継ぎを受けてきているので、一段とグレードアップ!




このゼミは、担当の先生もとても学生思いのアツい方で、ゼミ全体ノリがいいです。コンポストセンターの前で人文字作って記念撮影したり…(こちらに証拠写真がないのが残念)

朝のごみ集積所にて。ごみ出しに来た方々へインタビュー




集積所で、店頭で、街角で、学生たちのインタビューに快く応じてくださった市民のみなさん、ご協力ありがとうございました!

このような調査実習の受け入れでは、レインボープランの成果だけでなく、レインボープランは決してパーフェクトじゃない、様々な問題点や課題を抱えながら悪戦苦闘し続けているのだ、ということも知ってもらうようにしています。

今回も、街中での調査に重点が置かれ、レインボープランに参加しない農家、「レインボープランなんかダメだ」という方々のお話も聞かせてもらいました。


調査した結果を班ごとにまとめて発表。



受け入れした農家や団体、レインボープラン推進協議会関係者、そして明治大学OB会の皆さんも出席。



短期間にまとめたとは思えないほど立派な発表で、内容や提案も改めて「なるほど」と考えさせられる点がたくさんありました。
岡ゼミのみなさんお疲れ様でした。そして貴重な調査をありがとうございました!!

↓学生さんの感想(一部)です!

心も体もほっこり♪ 
長井に滞在していると何だか安心感があった。自分を見直す機会にもなった。」

長井は人が生き生きとしている
安心感がある。将来のために土を守ったり、木を植えるなど、物事を長い目で見る力があると感じる。」

「自分はもともと人と話すことが得意ではないが、長井では、まちなかでインタビューのために市民に話しかけたとき、見知らぬ相手にもかかわらず受け答えがあたたかくて、話をすることが楽しかった。」

長井の人たちは長井に愛着を持っている と感じ、自分も地域に愛着の持てる生き方をしたいと思った。」

「長井はあたたかくて居心地がよかった。また訪れたい。

長井での食事は、循環の話や生産者の人たちのことを思いうかべながら食べると、一層おいしく楽しくなった。
実習中に1回コンビニ弁当を食べたときがあったが、同じように想像しながら食べるとおいしくなかった。食べることだけでなく、いろいろな場面で、想像力を働かせてつながりを感じる生き方をしたいと思った。」

秋晴れの空のように明るく礼儀正しく、若者らしいひたむきさにあふれた学生さんたちでした。
お迎えした私たちのほうが、元気をもらって10歳ぐらい若返った感じ♪(あくまで「感じ」です、ええ。)
来年は彼らの後輩が来てくれるかな~?

2009.11.10:Copyright (C) レインボープラン推進協議会
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