今年も最上川の水質検査:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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「美しい山形・最上川フォーラム」が毎年実施している最上川の水質検査
(ボランティア)にレインボープラン推進協議会チームが参加したのは、
H14年(フォーラムへの参加は発足時のH13年)からで、今年で7回目、
今年も6月10日に実施しました。
調査場所は、長井橋付近、白鷹町大瀬地内の大船木橋付近の2箇所。
流れの中心部から採取した水を透視度計と簡易水質検査器材(パックテスト)を
使い、更に五感を研ぎ澄まして以下の項目について調査をしました。
調査項目は、天候、気温、水温、水の透視度、水の色、におい、油膜の有無、
泡立ち、川幅、水深、流速、浮遊ゴミ、川の流れの様子、川の周りの様子、
川底の様子、岸辺の散乱ゴミ、生き物の様子、採水場所、そして、6種の
パックテスト
パックテストの結果は、例年とそれほど大きな違いはありませんでした。
アンモニウム体窒素、亜硝酸体窒素、硝酸体窒素、りん酸体りんについては、
昨年よりは、少々、汚れが観られましたが、パックテストは、精密では
ないうえ、調査時点前の降雨量にも左右されると思いますので、
問題ではないと思いました。
(CODについては、昨年の試薬が不備だったため、比較不能)。
川の様子、岸辺の様子もきれいで、長井橋付近も小鳥の鳴き声がのどかです。
白鷹町大瀬にいたっては、言うまでもありません。自然そのまんまでした。
毎年検査に参加して思うことは、私たちの暮らしている長井が、
いかに美しく、豊かな自然に恵まれているかです。
豊かな2つの山々(西山・東山)と、その間に流れる最上川、そして、
野川、白川・・・毎回新鮮な感動を受けます。
おそらく、ほとんどの長井市民はそのことに気づかずに、忙しく暮らして
いるのではないでしょうか。いつまでも美しい自然を残しながら、
そして水(辺)に親しみ楽しみながら、暮らして生きたいものです。
(調査担当:企画交流部会・斎藤真知子)
大船木橋から上流を望む。
大船木橋は「おしん」のロケ現場でもありました。
長井橋の川辺には多くの小動物の足跡がありました。