ー当たり前に行きたいマチでもムラでもーTPPに反対する人々の運動:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産

ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
ー当たり前に行きたいマチでもムラでもーTPPに反対する人々の運動


TPPに反対する寄り合いが12月15,16日の両日、東京で行われ、以下のような呼びかけを発しました。ご紹介いたします。あなたもいかがですか?

TPP(環太平洋経済連携協定)というのをご存知ですか。まだ正体のよくわか
らないこの妖怪がわたしたちに襲いかかろうとしています。
 もともとは2006年に発効したニュージーランド、チリなど4カ国の小さなFTA
(自由貿易協定)だったものが、新たにアメリカ、オーストラリアなど数カ国が
参加を表明したため「バスに乗り遅れるな」とばかり菅首相が飛びつき、財界や
大手マスコミが政府の尻を叩き、その賛否を巡っていまや大論争となっています。

 それぞれの家庭にそれぞれの事情や都合があるように国や地域にとってもそれ
は同じです。相手の立場に配慮して協議をすすめるのが貿易交渉ですが、TPP
は例外なき自由化を強引に進めようとするものです。菅首相はこれに参加するこ
とを、明治維新、敗戦に次ぐ「第三の開国」と述べました。

 これが実行されたら、コメをはじめとして畑作物、乳製品から沖縄のサトウキビ
までほとんどが輸入物に置き換わり、食料自給率は14%まで低下すると農水省は
試算しています。これは地域の崩壊を意味し、人が暮らし続けることができるバ
ランスのとれた社会としての「日本」の終わりを意味します。

 マスコミの一部は「牛丼が200円になる」とはしゃいでいますが、労働力も自由
化され、際限のない賃金水準まで下がりつづけ、安い牛丼すら食えなくなること
を覚悟しておくべきでしょう。ワーキングプア、非正規社員はふえつづけ、農村
からの離村者なども含め、都市に失業者があふれることにもなりかねません。

 いったい、誰のための自由化でしょうか。私たち農民はもとより、多くの人たち
にとって、なんのメリットもありません。どうか、みなさん。この愚挙、この暴
挙を阻止するために、私たちと共に立ち上がってください。
 2月26日に全国の百姓が東京に集まり声を挙げます。多くのみなさんの参加を呼
びかけます。

【日 時】 2011年2月26日(土)13時〜17時
 
【会 場】 東京都千代田区神田駿河台「明治大学リバティータワー2階1021教室」
最寄り駅:JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水駅」下車徒歩3分
  (地図)http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
  
【参加費】 500円(予定)

【内 容】
参加者が3分間スピーチで語る。農民だけでなく、TPPやグローバリゼーション
の影響を受ける人たちにも参加してもらい、様々な視点から発言してもらう。また、
グローバリゼーションとたたかう韓国農民をゲストとして招く。

座談会の後、街頭行動を行う。18時〜19時(キャンドルデモなどを予定)

【問合せ先】 事務局の市村まで(平和フォーラム事務局内)
Tel:03(5289)8222 Fax:03(5289)8223
メール:ichimura@gensuikin.org

「TPPに反対する人々の運動」の動きはこちらをご覧下さい。
http://www.geocities.jp/yaoyahyakusho/muramachi/home.html
 

凄い林檎ですね!

 林檎って、こうやって樹に生っているのですか!

 北国の友人から、毎年、蜜の入った甘くてメチャクチャ美味しい林檎が送られてきます。
 でも、林檎は秋空の爽やかな時季に収穫されるものと思っていました。
 ・・・・なので、12月末に送られて来る林檎は、収穫してから年末まで保存されていたものと思っていました。

 讃岐にも、メチャクチャ美味しい蜜柑があります。やっぱりその蜜柑も一個一個に袋を被せて、1月まで(実になってから9か月間)樹に生らしておきます。 
 美味しいけど、お百姓さんの愛情と手間がかかっているんですよね。

 反TPPは、私には署名集めくらいしかできません。
 FTAだって、私は進めて欲しくなかったです。

 農産物の自由化から、一家心中した酪農家だって居たんですよ。 それ位厳しい中で百姓するって、よっぽど経営面を考慮して、自分の身体を酷使して、諸経費を節約してでないと利益は出て来ないんですよね。

 なので、今、生き残っているお百姓さんは、農業以外での収益を農業に注ぎ込んで、田畑(自然界・日本の原風景)を守っている人がほとんどなんじゃないですか?
 食料の自給率を下げない役目もしてきているとは思いますけどね。

 それと、あと一部の成功している人(特別に美味しい農作物作り・有機とか無農薬・直接消費者に販売・大型化・企業化等々)も居られますが・・・、それは、ほんの一握りなんじゃないでしょうか。

 危機感を大きく感じている人たちが、どれだけその危機感をまわりの人に伝え、相手の心に訴え、その人の心に自分と同等の危機感を育てられるか?

 以前の自由化の時に、その思いをうまく伝えられなかった夫の友人は、今も稲作をしております。 
 農外収入で補填しながら、25町の田圃を一人で守っています。
 JAが、示す米の買い取り価格が下がって、補填できない状態になったら、自分の米作りは淘汰されるんやって思っているみたいです。
※(そこは、米作りには適した自然環境のようで、我が家の米の倍位の高い値段で売れるそうです)

 農業は、一番大切なんですよね。人を育てるんやからね。
 日本が戦後の復活が早かったのも、そこここに普及所や試験場を建てて農業をどんどん応援したからなんですよねって私は思っています。

 『コメ作って、飯食えない』って、どこかで聞いたことばやけど、ホンマにその通りなんですよね。
 「国民の中のほんの一部の農業の部分にばっかりたくさん補助金を使って・・・!」っていう言葉も聞くけど、
 みんなに平等にっていうのは、本当は平等じゃないんですよね。
 ・・・だから、私は消費税も嫌いです。
 誰もかれもに一律にっていうのは、弱い立場の人や、貧しい立場の人には大打撃なんですよね。・・・・私は、そう思います。

 元旦から、ごめんなさい。 
 いっぱい悔しいことがあって、まとまらないです。

※ この雪氷の中ですっごく頑張っている凄い林檎は、やっぱり美味しいのでしょう?
  この林檎たちは、いつまで頑張るんですか?

※ 今回の写真は、二十四の瞳の小豆島(香川県)の棚田です。
  ここに田植えされたときは、ほんまにきれいなんですよ。 
  田ごとの月だからね! ニッコリでしょう!

※ 『当たり前に生きたい』がいいなあ〜!
  (みんなが、人間らしく生きられる社会がいいのにね) 
  39歳で餓死した人のニュースをみて・・・・、
  うちの息子も「ぼくも、よう頼らんやろな〜」って、言っていました。 
  嫁は、それを聞いて、呟く様な声で「背に腹は代えられんやろ〜けどな〜」て言っていました。
  私は心の中で、やっぱり女が生き残るかな〜って思いました。  トントン!
2011.01.01:山さくら:URL
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