ワイン仕込み＊デラウェアー(2010年8月27日)：ヤマガタンAnnex｜山形の農業〜農林水産

デラウェアーのワイン仕込みの場合、おらいでは先ず果汁を一晩タンクで静置させ、次の日の早朝に澱引きを行ないます。だいたい上澄みと澱が分離されているので上澄みは発酵させる本タンクへポンプで送り、澱は酒袋に入れて油圧式の圧搾機でジワーッと搾ります。そして酒母添加。
画像は、上澄みを移動した後のタンク下部に残った果汁の澱。けっこうドロっとしてます。
デラのようなフルーティーなタイプに仕上げる時は果汁で1回澱引きし、品種によっては澱引きすねでそのまま発酵させるのもあります。


濁りの強い澱でも通す大型濾過機や遠心分離機などおらいにはないので、手間かがっけど酒袋さ澱ば詰めて、1袋ずつ口部分をゴムバンドでギジッと締めて、圧搾機で搾ります。一気に圧かけっと破裂すっから、少しずつゆっくり圧を上げて搾り、濾液を本タンクへ送り上澄みと一緒に発酵させます。

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