園児たちと:ヤマガタンAnnex|山形の農業〜農林水産
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園児たちと
2012.12.19:Copyright (C) ぼくのニワトリは空を飛ぶー菅野芳秀のブログ
幼稚園の先生もしてらしたのですか?
山さくらさま
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幼稚園の園児たちと「土と食」のつながりを学ぶ取り組みを行っている。
こんなことだ。
夏、集めてきたキャベツやニンジンの皮などをちぎる。
「畑のビーちゃん(微生物)が食べられるようにできるだけ小さくしよう。」
1gの土を見せて、
「この中に日本中の人よりももっともっと多いビーちゃんが住んでいるんだよ。そのビーちゃんにご飯をあげる。それがこの野菜くずなんだ。」
「えーっ」
子どもたちと、土のベッドに野菜くずを混ぜる。半月後、野菜はあとかたもなく消えている。
「どうして?」
「ビーちゃんたちが食べてくれたんだ。食べたらウンコやオシッコをするよ。それが大根さんたちのごはんになっていくんだ。」
「わーきたねぇ。」
種を撒く。
「ビーちゃん、がんばれ。」
種はやがて大きな大根に。
生のままかじってみると・・あまい!
このj試みを通して
土やいのちのつながり(環境)と不可分の「私」、
大地とつながっている私たちをを発見する。
当然園児たちの理解に限界があるだろうが、私がこの実践に期待することはそこのところだ。
約4か月をかけた試みだけど、おもしろかった。
何よりも園児たちの表情がよかったよ。
この試みを受け入れてくれた幼稚園には感謝だね。
後で幼稚園から写真を送ってもらいましょう。