▼氷結チューハイの缶の凹凸どうやって作るのかな2007/03/19 07:51 (C) ものづくりノート
▼国立科学博物館ですか。あの、滑り止めのようなあれですね。画像から想像すると中に、円筒形を入れ、外側から大きいほうを押し付けるのでしょうか。それにしても、s-moldさんはいつ何時も、モノつくりの事を考えているのですね。根っからのエンジニアですね。またまた勉強になりました。
2007/03/19 21:06:T.K
▼恥ずかしいです。T.Kさん。
そんなに褒められると(?)赤面、冷や汗三斗です。 別に意識して考えている訳でもないのですが、知らないうちにそうなっちゃっているのかもしれないです。 昔はプラモデルとかラジコンを作るのが大好きで、大人になったらお金の余裕が子供よりできるだろうから、大きなのを作ろう!なんて思っていました。 でも実際40を過ぎてみると心の余裕が未だ出来ないせいか、(お金もね)ホビーにはまだ戻れません。 というか日頃のモノづくりの方が楽しいのかもしれないです。 模型が好きだったのではなくて、その過程が楽しかったのかも。 操縦したり飾ったりするのは、出来上がった達成感を味わっていた訳なのかもしれません。 そう考えると妙に納得できる部分がありますね。 積み木だって出来上がったのを眺めている子供は少ないと思います。積み木を積み上げている最中が面白いんだろうな。 だからレゴブロックなんかは大人がみても面白そうに感じるのだろう。 若しかしてモノづくりは人間の本能かもしれませんよ。 (いいのかな。こんなに大げさな事言って) 僕も心は(頭も?)子供のままだからかもしれません。 またコメント宜しくお願い致します。 2007/03/20 08:14:s-mold
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またモノづくり展を見てきたときの話しで恐縮です。
滅多に見れないものもありました。
奥深くしまってあってご開帳が滅多にないという物ではありません。
それはノウハウの塊、その会社の飯の種であるから見れない!と言うものです。
皆さんも一度は御覧になったことがあると思うのですが、確かキリンビールが出していたと思うんですが(間違えていたらごめんなさい)、氷結チューハイだったか焼酎の「缶」。
外側がひし形に凹凸になっている、あれです。
飲みながらどうやって作るんだろう?と不思議に思っていましたが、国立科学博物館に行った時、まさしく目の前にあったのでした。
それは不思議な形をした「金型」。
多分それだけでは出来ないので、そのメーカーは自信をもって展示したんだろうなと思いますが、その一部を見ただけでも感動でした。
アルミの飲料缶の場合には、冷間鍛造と言う方法(インパクト)で一般的には作られますが、その方法だけでは側面にギザギザ(凹凸)は付けられません。
アンダーカットになっちゃうから。(アンダーカットとは、真上から見たときに表面の形状が全て見えない状態の事。陰になる部分があると型から抜けません。それをアンダーカットと言います)
なのでどうやって作るんだろうと不思議だった訳です。
たかが飲料の「缶」なのですが、その陰には物凄いテクノロジーが沢山詰まっているのです。そんな事を考えながらお酒やジュースを飲むとひとしお美味しくなる(?)のでした。
実際につくっちゃった会社(人です。絶対)も凄いですが、それを提案した人も凄いですね。多分素人だと思います。
プロでは発想できない!
何でって?
実績や下手な経験が邪魔するから。
だから最初からそんな発想できない。(と自分は思う)
ただ、そこでプロフェッショナルとエセプロの差は、馬鹿にしないで真剣に検討した事。それが一番大事だと思います。
「できねぇよ」というのは簡単。
「どうやったら出来るかな?」って考えるのが大事な事です。
だって月にもいっちゃんたんでしょ。人類は。
出来ないことを出来る様にするのがエンジニア。
うーん。書きながら自分にプレッシャーでした。
今日は現場応援。
最近穴あけを一所懸命にやっています。(焼入れ前の加工だね)
今日も沢山穴を開けるよ!
楽しいです。正直。
皆もそうだと思う。モノづくり、覗いて見ませんか?
今日も一日頑張って現場で汗を流そう!
週の初めだから慎重にやらなくっちゃ。