▼車椅子的諸問題2022/03/20 10:39 (C) FPのひとりごと
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一応筆頭株主で代表という肩書ではあるが
実態は雇われマダム的社長だ
(=親企業から“辞めろ”と言われれば抗えない立場
なのに責任だけは丸かぶり…)
身障1級で要介護2で後期高齢者(扱い)なのに
社会保険料 介護保険料 厚生年金保険料 を支払い
所得税 県民税 市民税 を(りっぱに)納めている
これも元気に働けているからこそだ
もし働かないという選択をしていたら(可能性として十分あった)
どこかの介護施設に(くたばるまで)入所していただろうから
納税どころか 国(税金)のご厄介になっていたんだろう
そう考えれば 働くことで社会のお役に立ってるとも言える
(ハナクソのようなもんですが)
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身障者にとって車椅子は単なる道具ではない
両脚であり 唯一の移動手段であり もう身体の一部分だ
これがなくては1日いや1秒たりとも生活がままならない
だから買換えでなにを選ぶかはまさに当人の死活問題となる
実はちょうどその時期が来てるんです
我が車椅子は折り畳んで車のルーフに収納するタイプで
軽量でなおかつ収納装置にフィットせねばならない
ゆえにその辺でよく見かけるようなのではだめで
オーダーメードで結果的に高額なものにならざるをえない
決して贅沢をしているわけではない
車に乗って通勤して仕事をこなすにはどうしても必要なのだ
ということは高価な車いすは実は私が働くための絶対条件であり
働くことによって課される納税のための条件でもあるということになる
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身障者が使う車椅子には二つの公的補助がある
障害者の制度では まず車椅子を自費で購入して
その後 補助金を申請して それを受給する
結果的に1割負担になる
ただ補助金には実質的な上限(約20万円)があり
それを超える部分は全額自己負担となる
いま業者に見積もりを依頼しているが
上は100万円以上で 下でも40万円にはなる
もうはなっから上限を大きく超えているのだ
介護保険にも補助制度がある
こちらは車いすをレンタルして月々レンタル料を支払う仕組みだ
だいたい月数百円程度になっていて使いやすいのだが
レンタルできるのは やっぱり普及型タイプのみ
私が乗るような車椅子はそもそもリストに載ることはない
介護保険は私みたいなアクティブな要介護2を想定していないのだ
結局 補助金の恩恵にほとんど預からずに購入するしかない
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ずーっと気になっていることがある
介護の現場に元気がないことだ
施設にいる入所者にはそれが顕著だ
明るい表情とか屈託のない笑顔なんてめったに出会えない
施設内は快適でなに不自由ない生活ができているのにだ
リハビリは専属の療法士がいて いつでも利用できる体制なのに
療法士はいつも暇そうだ
やりたくてしょうがない当方は先方(公立病院)から断られた
「こんなに長くリハビリをやってる人はいません!」と
(こっちがなんかズルしてる風なニュアンスで言われた)
リハビリを長く続けて何が悪いんだろう?
続けなくては機能改善(維持)は望めないのに…
リハビリ⇒機能改善(維持)⇒体力向上(維持)⇒やる気
⇒アクティブ⇒就労⇒納税⇒社会貢献
ちょっと(かなり?)強引だがリハビリは社会貢献につながるのだ
いまの制度にはやる気をくじかれることが多い
介護の現場を明るくするためには
我々自身がポジティブになることが必要だが
それを生かしてくれる制度も不可欠だ
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あんなどんよりとした空気が漂う施設には入所したくない
その一心で今日も自主トレにせっせと励む日曜日のFPさんなのでした