▼〜遮熱材の特性〜2016/05/12 18:59 (C) 菊池技建|菊池信二
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だんだんと暑く感じる時期に入ってまいりましたね。
体が順応できるように自己管理しながら健康な生活を意識していきたいと思うこの頃です。
皆さんもこんな経験はありませんか?
あまりの寝苦しさに外に飛び出したとき外の方が涼しいと思われた方は多いと思います。
猛暑と呼ばれる夏でも夜は結構涼しいんです。でも家の中はクーラー無しではいられないほど暑い。
なぜこうなるのか分かりますか?
答えは家そのものが暑くなっているのです。
夏の夜、外は涼しいのに部屋の中が暑く感じるのは熱の移動には3つの原則(輻射・対流・伝導)がありまして
そのうちの「輻射」による熱移動が原因です。それは昼間太陽から放射される電磁波により屋根や外壁が
熱せられ熱を溜め込み、夜になり屋根や壁が溜め込んだ熱が放射され、天井や壁を通して体にぶつかり熱を
発生させるからです。
つまりこの輻射(電磁波)を食い止めることが出来れば、夜の室内は屋外と同じ環境に近くなり涼しく過ごす
ことができます。
そしてここで誕生するのが弊社で利用しているオプション工事の遮熱工事です。
わかりやすい動画を見たい方はクリックしてください
太陽から放射される熱の46%が大地に吸収され、24%が雲と大気に吸収され残りの30%は反射されるといわれます。(大気環境概論)つまり雲と大気が吸収し対流熱となった熱24%に対し、その約2倍に当る太陽から大地に放射される46%の輻射熱が私たちの住まいを熱くしているのです。
このことから夏の暑さを防ぐには、いくら断熱材の性能を上げたところで輻射熱を抑えない限り効果が薄いことが分かります。