▼雨漏りは怖い2013/07/26 17:30 (C) 菊池技建|松田竹男
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こんにちはー。松田でーす。
ここ1〜2週間の雨、ビックリしましたね。
その影響で雨漏りの修理依頼がありました。
今回は弊社で施工したお客様のお宅ではありませんでしたが・・・
ほとんどが築15年〜20年のお宅からの依頼です。
風向きで漏る所も様々。
「雨漏りは相当老朽化した建物にしか発生しない」
「雨漏りの原因は、屋根材の老朽化」
などと思われてしまいますが、意外と屋根以外の部分が影響していることがあります。
建物はいろいろな材料からできており、材料すべてが一つの部品でできているわけではなく、雨水や風が内部に入りにくいように複雑に組み合わせてあります。
サッシ周りの防水コーキングが痩せてしまっていて雨水が侵入していたり、
バルコニー床面と雨排水管の接続部から漏水していたりなど。
屋根ばかりが雨漏り修理になるとは限りません。
なので、必ずしも屋根の隙間から雨水が垂れてきているとは限らず、
真上からの雨に、横殴りの雨が建物壁面の隙間などから建物内部を伝わって雨漏りになることもあります。
雨漏りが発生してしまった場合、その原因をじっくり調査して、適切な補修する必要があります。
上記の写真は、横葺きトタンの雨漏りの修理の様子です。
重なり部が雪の重みや雪おろしの時の踏みつけなどでつぶれてくると、水が折目に溜まり、横に流れ、隅木山部折目から風などの影響で雨漏りする事があります。
修理方法としてはトタンの重なり部に隙間を作れば水は下に流れ、水切りも良くなり錆防止にもなります。
今後の対策としましては
雪下ろしなどでは、トタンの重なりや隅木の山の部分をつぶさないように注意しましょう。