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▼〜墨付け〜伝承

〜墨付け〜伝承/
立春も過ぎ、春が待ち遠しいですね。

日中の気温も上がり少しずつ春を感じますが、まだ朝晩と寒い日が続きますので

風邪などひかないように気をつけたいと思います。皆さんも体調管理には留意下さい。

今回は墨付けをご紹介します。

材木の継ぎ手には、いろんな形がありますが、主な継ぎ手として2種類ご紹介します。

まず一つ目に腰掛け鎌継ぎですが、男木と女木を容易に引き寄せ合う継ぎ手ですので、

土台、胴差し、桁、母屋等に広く用いています。





二つ目に台持ち継ぎですが、桁、小屋梁によく用います。

比較的、背の大きい材木同士を柱上部で継ぐ場合に多く用いられます。









墨付け&刻み加工は、これから新築物件する上で必ず必要とする技術では無いですが、

リフォームする上で必要な技術です。若手大工へ技術を伝承していく為、年に1〜2棟、

墨付け加工をしています。年に墨付けをする機会が少ないので、なかなか覚える事は

大変ですが、若手大工のみなさんは、希少な墨付けの機会ですので必死に覚えるため、

仕事時間終了後、休みの日に作業場で予習、復習の勉強をしています。

!! 熱心さに感心です〜
2013/03/02 19:36 (C) 菊池技建|菊池信二
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