▼金剛閣スタッフブログ 月曜樋口です。vol.212010/12/27 09:00 (C) 米沢牛黄木 金剛閣・旬なお便り
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
▼金剛閣スタッフブログ 月曜樋口です。vol.212010/12/27 09:00 (C) 米沢牛黄木 金剛閣・旬なお便り
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
7月に始まったブログも早半年になります。
春が去り、ついこの間の猛暑も往き秋も終わり…
今年最後のブログとなりました。
時間というものは残酷なものでございます。待ってはくれません。
刻一刻と過ぎ去って往きます。忘れ物はありませんか?
今年の私なりの出来事を一文字にしたいと思います。
「 穏 」
です。私事で恐縮なのですが、今年は大厄でした。しかし
何事もなく穏やかに過ぎた一年でした。後厄もあるわけなのですが
このまま何事もなく「穏」でありたいと切に願って止みません。
本題に入ります。
第一胃は大型のヨーヨーのようにタップンタップンしています。
真中に強靭な筋が通っている。桃のようにハートの形をしています。
水分の多い第一胃の中身をかき回しています。焼肉屋でミノと呼ばれる
筋柱がかき回す役目任う。この胃の中をかき回す機能が、微生物
とっても、牛にとっても、重要なポイントなのです。
牛舎に行くと、多くの場合、牛が鼻で押すと蛇口が開いて水が自由に
飲める設備があります。胃を動きやすくする繊維の食物、潤滑油として
の水、第二胃の水噴射と第一胃の周りを囲んでかき混ぜる筋肉、その四つ
が微生物の成長を快調に促しているのです。万一、第一胃の収縮力が低下し
過剰な発酵をして酸性過多になりPHが6以下になると、微生物自体が
活動を停止します。過剰な酸化、アシドーシスです。そうなると昨日まで
元気だった牛が、一夜にして死んでしまうこともあります。胃が膨らむ
鼓腸症になり、横隔膜を圧迫して呼吸が出来なくなってしまうからです。
それほど第一胃の微生物の役割は大きいと言わなければなりません。
次回、内臓のまとめをしたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき有り難う御座います。
Ciao !
ご愛読ありがとう御座いました。
皆様、良いお年をお迎え下さい。