▼ヤナギの綿毛(種):これが浮遊しはじめると。v(^_^);2010/05/16 08:38 (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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犬っ子散歩コース脇のヤナギに、綿毛(種)が付きはじめた。
種が熟すと、丁度タンポポの種の様に風に乗って空中を浮遊する。
このヤナギの綿毛が大量に浮遊する時期がある。
その日和というのは、湿度の少ない薄曇〜晴れの日で、
風は微風、気温は18℃前後。
そんな日は、人にとっても気持ちの良い。
この綿毛であるが、イワナやヤマメにとっては、
どうも、水生昆虫である小さなカゲロウと間違えるらしい。
ヤナギから離れた綿毛は、粉雪というよりも、
大き目のダイヤモンドダストの様にキラキラと浮遊し、
心地良い初夏の微風に乗って周囲の林を抜けたり、
あるいは川面に降りたりもする。
その川のイワナやヤマメ達は、
いつも捕食している小さなカゲロウなのか、
それともヤナギの綿毛なのか、混乱をする。
そんな日は、難しいと言われるフライフィッシングでも
沢山のイワナやヤマメと出会える。
昨日、所用というか・・・東北6県の会員で組織されている
東北フィールド射撃協会という団体の会議があって、
今年度から監事のお役という事で、宮城県の鳴子まで行って来た。
鳴子は、オオカミと犬との交配種を題材にした
熊谷達也の小説「ウエインカムの牙」の舞台にもなっているので、
興味はそれなりにある…が、昨日に限っては、
鳴子の手前の「山形県最上町」の方に気持ちが向いている。
実は、最上町には、今年で27年目にもなるが、
毎年キャンプと釣りを楽しんでいるフィールドがある。
息子が3歳になった頃からずっーと、先代の犬っ子も、
今の犬っ子も、カミさんも、家族みーんなで楽しんでいる。
フライフィッシング全般を学び、山菜を学び、
部落の猟師からはクマ肉をごちそうになり、
地元のフライフィッシャーと腕を競ったり
川の生態を学んだり、プロのロッドビルダーや、
彼の大場満郎さんとも会えたり、
時には、周囲360℃全て「ホタル」に巻かれたり、
鉄砲水に近い怒号の様な川の姿に恐れたり…と、
もしかすると、私達家族の山野遊び全般のベーシックというか、
教科書というか、師匠の様なフィールドである。
だから、
今年の渓はどうだろうか?とソワソワしていたのだが、
残念ながら、昨日は寄って来れる時間も雰囲気も無かった。。。
車窓から遠望した限りでは…だが、
今頃の時期としてはけっこう残雪が多めで、
その場所(見える尾根や谷のカタチ)も、
例年とは少し異なる様だった。