▼<雲の峰 壊れてしまえ>:山頭火の句を。。。2010/01/25 08:35 (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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雨が落ちてくる直前のドンヨリとした朝となったが、弱い陽の光を通して東の奥羽山脈の方角が明るくなって来た。(日の出時刻06:49の25分前頃)気象関係の詳しい仕組みは分らないが、蔵王山系のおよそ2倍ほどの高さ(見かけ上)のところに「雲の峰」がかかっている。
<雲の峰、壊れてしまえ>という句を詠んだ俳人:種田山頭火を思い出した。
この句に関しては、単純に受け止めると「投げやり」な感じを受けるし、綺麗な自然現象である雲の峰を何故に「壊れてしまえ」と言っているのか分らなくて、あまり好きではないのだが、でも、だからこそ、ちょっと気にもなる。
<ふる郷ちかく 酔うてゐる>とか、
<お別れの酒飲んで 枯れ草に 寝転んだ>とか、
<酔いたい酒で 酔へない私で 落椿>とか、は、
なんとなく分る気がして、好きだ。
っと言っても、山頭火は「超・酒豪家」だったらしいが、私はせいぜい「出来の良いエコカー」並み・・・なんで、どこまで分っているかは、甚だ怪しい次第だが。。。。