▼冷泉家 王朝の和歌守(うたもり)展みてきた2009/11/18 08:34 (C) ものづくりノート
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出張の合間。
上野の近くで時間ができたので何しようかな?と考えていましたら、「冷泉家」の秘宝展を思い出し、東京都美術館へと向いました。
冷泉家というのは勅撰撰者となった「藤原俊成(しゅんせい)」や「藤原定家(ていか)」を祖にもち、歴代が宮廷や武家の歌道師範を務めた家柄。
今回展示されていたのは国宝や重要文化財といったものばかり。
1,400円の入場料だけれども、宿泊したビジネスホテルのロビーに割引券があったのでそれを利用。で、1,300円也。
会場へ向かったらなんと!「天皇陛下在位20周年記念」という
封筒を頂戴した。
なんだろな?と中身をみたら
とこんなのが入っていた。記念です。
で、入場しましたらとても素晴らしい。
字はあまり読めないけれども800年前の古典の優雅さにしばし酔いしれます。
時の天皇陛下や法皇が書かれた書であったり、力強さの中に優美があって。
まさしく奇跡としか言いようがない文化財です。
戦争でものこり、火事でも残った。
これは永遠に伝えなくてはなるまい。
ハードディスクやメモリ、DVD等の記録媒体があるけれども、紙による記録は800年以上前のものを伝えています。
ローテクが一番ハイテクなのかもしれないですね。
◎ 冷泉家。伝えることは大変なご苦労なのでしょうね。
ちなみに京都にあるご自宅は日本最古の公家屋敷だとか。
行ってみたいね。